病氣を遠ざける暮らし方 本間真二郎著

2023-10-24 | 八方良しを目指して

10月29日の講演会「第2回自然に還ろう」が、いよいよ5日後に迫りました。本間先生、原さんと私の3人の講演です。
9月に発売された本間先生の最新刊、「病氣を遠ざける暮らし方」を拝読しました。最新刊ですから、本間先生の最新のお考えが書かれています。改めて、「本間先生は、凄い方だな~。その凄い方を共学実戦塾が3年連続毎年山梨にお招きしているのも凄い(自画自賛(笑))し、お越しいただいているのは、とても有難い」と思いました。当日もたくさんのお話を伺えると思いますが、ご著書の中から私が重要だと思った点を挙げておきます。

・私達はあらゆることを人任せにしすぎた
→自分達でなんとかすることが大切だと考えていますので、地元で様々な活動をしています。

・多くの人がすぐ結果だけ求める傾向が強い
→同感です。何もかも最初からうまくいく、すぐに結果が出るなどそうそうありません。継続が重要で、途中でやめてしまうのはもったいないと思います。いつも長い目で見る、考えることが大切と言っています。

・自分のことだけでなく、子どもや孫、家族、地域、日本、さらには他の国の人たちにまで視野を広げて、先のことを考えるのが今を生きる人間の責任
→まさに私が目指している「八方良し」の活動です。

・バーチャルに入り込むことは、「自己軸が他者軸に完全に飲み込まれてしまうこと」
→デジタル機器に依存するのは危険ですね。

・自然に配慮したものを選択したり、活動している人を応援したりすることが必要
→公私共に長年継続しています。

・自分の目の前にあるものを、自分であるかのように考え接すること、そのような考え方、生き方をする
→これも大切ですね。投稿してきたように、忙しさにかまけ、できていないことが多かったと思います。反省です。

・この食事によって私達の命が支えられているという謙虚な気持ちを持つ。嫌いだから食べないのではなく、今あるものを美味しくいただこうという氣持ちを持つ。
→謙虚さや自然への畏怖が今の日本では失われつつあるように思います。

・加工食品は「生きたものではない」
→私はモノが専門ですが、モノもプラスティックに化学塗料=死んだもの、が多いです。
自然素材のものは生きています。死んだものに囲まれて生活するか、生きたものに囲まれて生活するか、まったく違う人生になるでしょう。

・「弧育て」「核家族」「共働き」「母子分離」など、根本的に大きな問題
→日本の社会を改変されてしまいました。「昔に進む」ことが大切だと考えます。

・子どもにメニューを決めさせない。主導権は母、保護者。
→偽者や危険な物が蔓延している今の日本。親が学び、子を守る必要があります。

・自分達がやっていることを伝えるのが子育て。だからこそ自分達の実践は、よりよいものにしていくべき。
→日々の暮らし方が大切ということですね。

・子どもになんでも自由に決めさせることがいいわけではありません。ある時期までは親が船長となり、舵取りをする必要がある。
→「子どもの意志を尊重する」というのは、とても耳障りの良い言葉ですが、私も本間先生と同じ意見で、「なんでも自由」「やりたくないことはやらなくていい」ということが、いつでも必ずしも良いとは思いません。

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日本の匠と美ほさか甲府店の2階ギャラリーで開催中の「伝統の技と現代家具展」も、明日25日までとなりました。
今年初めてお花の演出をお願いした永宮さんが、今朝入れ替えにきてくださいました。家具だけではなく、お花もぜひご覧ください!




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