「本を読むだけで脳は若返る」 川島隆太著 スクリーンの悪影響の大きさを知らないのが危険

2024-03-27 | 社会評論

私と同志で運営している「ほんもの寺子屋」では、それぞれに複数の理由があり、読書を推奨し、デジタル機器をなるべく使用しないようにしています。私自身もスマホは使わず、ガラケーなのは以前にも書いたとおりです。
今回ご紹介する上記題名の本は、読書の利点とスクリーンの危険性、両方が書かれています。

マスク・〇〇〇〇の危険性・弊害は段々知られてきて止める人も増えましたが、ネットに接続されたスマホ・ダブレット・PC・ゲーム(スクリーン)の危険性とその大きさ(酒やタバコよりも危険と書かれています)はほとんど知られていないので、親や大人が止めようとしないという点においては、マスク・〇〇〇〇よりも危険な状態=スクリーンの悪影響の大きさを知らないので、親や大人が止めようとしないのが危険、と言えるでしょう。

以下の抜粋を見ればわかるように、義務教育でギガスクールなどデジタル化を推進しているのは、マスク・〇〇〇〇とまったく同じく、日本の子ども達にとって危険な選択だと思います。
寺子屋が必要な理由の1つです。

※ほんもの寺子屋は、生徒(小中学生)・ご寄付募集中
http://www.hosaka-n.jp/art/7175.html

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「スマホ・タブレットの利点だけを強調する社会の空気感には危うさを感じずにはいられません。脳の発達が抑制されたり老化が早まったり、精神的な問題が生じたりするリスクを伝えないのは、子ども達の将来を奪ったり、未来の社会を作る人達の力を落としてしまうことにならないのでしょうか。」

「山ほどある論文で、リスクが示され、学術の世界ではすでにその危うさが常識になっているのに、現代の社会はまるで「スマホ・タブレットがないと生活できない」と人々を洗脳しているようです」

「スマホ・タブレットを使うとどのようなことが生じるのか、この認識を脳科学のデータも含めて社会が広くもてば、小中学生の生活にスマホ・タブレットは不要だろうという結論に達するはず。
子どものスマホ・タブレットの使用は、社会の未来を失わせる点では酒やタバコの比ではありません。」

「教育にデジタル機器を取り入れるよりも、「寺子屋」で実践されていたような伝統的な教育法(音読・手書き・計算問題を繰り返し解く)を見直したほうが合理的」

「日本の伝統的な教育法は、脳科学的な観点からも理にかなっている」


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