「ならぬことはならぬ」

2019-04-02 | 八方良しを目指して

 会津藩では藩士の子弟を教育する「什」という組織があり、6歳から9歳まで10人前後の集まりで、什長が7カ条の「什の掟(おきて)」を訓示していたそうです。大河ドラマで「ならぬことはならぬ」という言葉も有名になりましたが、「駄目なものは駄目」という意味ではなく、「条文は堅く守るべきものである」と言う意味とのことです。この条文の内容はともかく、「堅く守るべきもの」を守らなくなってしまったのが、今の日本ではないかと思うのです。(つづく)

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