日本は職人の国

2020-04-19 | 八方良しを目指して

 当店は伝統工芸品=職人さんが創ったものを長年ご紹介していますが、日本では大工さんも料理人も清掃する方も農家さんも整体師の方もこだわりを持ってその道を突き詰めている方々は、「私は職人だと思っています」と仰います。
「日本は職人の国」なんだな~、と思うわけです。

 なぜ私が職人さんの品々をお勧めし続けているかというと、
・職人さん自身・職人さんが産み出すものが「日本の宝」だから
・その宝を生活に取り入れた人=使い手が笑顔に幸せになるから
・一人一人が幸せになれば、幸福な社会を創れるから
・日本の宝を次世代に繋いでいきたいから
・健康や環境を守ることができるから
などです。

 ところが、日本はどの分野でも職人を減らし続けてきました。
大企業が効率よく楽に大きく儲けるためです。
飲食店でも、全国チェーン店が職人ではなくても料理が作れるようにして儲ける。
建築でも、大手が大工を育てずにプラモデルのようにあっという間に家を建てる。
→料理人が育たない。日本が世界に誇る宮大工さんが減っていく。
皆が楽して早く儲けようとする社会になっていく。

 この図式はものすごく簡単です。
大企業から、政治家は献金をうけ、マスメディアは広告料をもらい、官僚は天下りさせてもらう、だから大企業に有利な仕組みにどんどん変えていくのです。
政治資金規正法が2006年末に改悪され、株式を5年以上上場している外資50%超の企業の政治献金が合法化され、外資の支配が強まりました=売国政策。誰がやったんでしょう。小泉政権、自民・公明・民主です。
都市銀行や無印良品など日本の企業と思っている会社も実は外資、というのは以前も書いた通りです。

 私が大企業の物を買わない、大企業・ネットで物を買わないようにしているのは、私達の血と汗の結晶である富が海外へ流出し、日本の宝=職人・職人が産み出すもの、地元のお店が失われていくからです。
 今、チェーン店(ファーストフード・ほ〇とも〇と・小〇ずし)などが儲け、料理人が営む飲食店が存続の危機です。国が救わないなら県が救うべきで、スピードが肝心ですが、県知事さんはまだ何も決めていないようです。
自分たちでできることをして助け合うのも大事ですが、あるお店では9割減どころか「ほぼゼロ」と仰っていました。助け合えるレベルを超えていますので、大至急有効な補償をするように皆で声を挙げましょう。私は知っている県議さんに伝えました。

 コロナ騒動の1つの目的。
以下3月1日のフェイスブックに書いた通りですが、
個人事業・地元の店企業を潰して、大企業ばかりの日本にすること。予定通りですね。
だから、遅ければ潰れてしまうのに、すぐにきちんと補償しないのです。すべて辻褄が合います。

 私ができること、昨日ご紹介した写真の先払いチケットを買いました。地元の優れた料理人の方のお店を守りたいです。各自の飲食店さんが独自にお食事券を発行してもいいと思います。買います。
営業しているお店には食べに行きます。
これは2000円券が3枚ですが、1000円券のほうが使いやすいと思いました。


戻る