ほんもの寺子屋で竹細工

2025-09-13 | 八方良しを目指して

ほんもの寺子屋は、体験・体感や手仕事を大事に、という方針で運営しています。
先日、5年目にして初めて竹細工の授業を行いました。今までもやりたかったのですが、先生がいないとできませんので。
今回、ご指導いただいたのは、父が生前やっていた竹の教室の生徒さんで、今は竹の教室の先生をなさっている方です。父の生徒さんに、寺子屋の生徒が教えていただくというのも感慨深いです。父も天国で喜んでいるかと。

父の凄さは竹をやっている人ほどわかるので、最初にそのお話もしてくださいました。
父の作品は、造形美術品。父が「俺のは竹細工ではない」と言っていたことは、美術館の解説ツアーでお伝えしています。
私も20年位前だったと思いますが、一度だけ父の指導で体験したことがあり、今回は私も体験させてもらい、2回目の体験となりました。

まず、材料。最近は良い材料が手に入りにくくなっています(理由も竹の解説ツアーで話しています)が、昔、父が取り寄せた材料を使いましたから良い材料です。

本当はひごを作るところからやると良いのですが、ひご作りはとても大変(これもツアーで説明しています)なので、先生がひごを作ってきてくださり、編むところから教えていただきました。
一番簡単な「六目編み波縁籠」を作ったのですが、これが難しく大人でも苦戦(笑)。
改めて、先人の智慧・工夫・技術はすごいな、と思います。

お昼休みの時間には、美術館ウッドデッキのブランコで遊ぶ(笑)。子どもにはやはり都市よりも自然が似合います=「自然に還ろう」。
最後は全員で作ったものを持って記念撮影しました。

生徒も
「初めて竹細工をやりましたが、こんなにしなやかに曲がることにびっくりしたし、楽しかった」
など、皆、楽しかったようです。


一応、私が作ったものの写真を載せておきますが、ご指導がなければ絶対できません。

昔は竹は色々なものに活用され、大切にされていたこともお話いただきました。
プラスティックやコンクリートが無い時代に、日本人は竹を上手に使い、超エコな生活をしていました。子ども達もゲーム・ユーチューブではなく、竹とんぼ、竹馬、凧、水鉄砲などを自分で作り遊んでいた=今よりも進んでいた=「昔に進もう」なのです。

氣がつけば、下記のとおり、保坂紀夫・竹の造形美術館の今年予約可能な日、残り8日間のみとなりました。

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1日限定の両親の追悼特別企画が4日後の9月18日にあります。
まだ少し申し込みできますので、参加ご希望の方は、メッセージがお電話ください。
竹の灯りの中で聴く音楽会、他では体験できません。
「工芸品解説体験ツアー+昼食+竹の美術作品の解説ツアー+保坂紀夫生前の映像+ハープ・ソプラノ・篠笛の音楽会」
https://fb.me/e/iwQvUxubA

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今日、来館されたお客様は、昔まだ解説ツアーをしていなかった頃(約10年位前)に来館し、展示(作品)をご覧になった経験がある方で、「解説を聴くと全然違いますね。これは解説必要です。前回は(解説無しだったので)よくわかっていませんでした」と仰っていました。

保坂紀夫・竹の造形美術館 令和7年予約可能な日時
9月
19日 午前・午後
21日 午前
23日 午前・午後
25日 午前・午後
26日 午前・午後
10月
3日 14時~
4日 午前
5日 午前 (令和7年最終開館日)


成否の鍵 其の二 「継続」

2025-09-09 | 八方良しを目指して

めぐる市が第1回から盛況、という結果を残せた要因2つ目は、継続。
①めぐる市実行委員のメンバーが、今までも地域活動を続けてきたこと。
②初出店の寺子屋のブースが人氣だった理由も、寺子屋を5年続けて、積み重ねたものがあったこと。
③会場となった、いち柳ホテルの保坂社長も、今までに様々なイベントを続けてきていること。
④司会の小松さん、ご出演の音楽家、ご出店の皆様も長年継続して活動してきた方が多かった。
もちろん反省点もありますが、継続してきた経験が活かされた、と思います。

以前、書家さんのことを書いたと思います。
作品を書く時間は、一瞬。それが〇万円で売っていると、「高い」という人がいる。
でもその書を書けるようになるのに、何年、何回、書いてきたか。どれだけ努力を積み重ねてきたか?

師からは、「10年やって本物」、
「10年で一人前
20年で敵がいなくなる
30年で歴史に残る」
というお言葉もいただいています。

私の著書に「価値がわからないのは悲しい」と書いてあります。

「継続は力なり」

この言葉は誰でも知っていますが、続けることの本当の価値は、続けた人にしかわかりません。

輪島塗の工房に生まれた方が仰っていました。

「若い頃は輪島が嫌で出て行きたかった」「継がなければいけない、というのは縛られているように思えた」と。
若い時は続けた経験がないので、「伝統」の価値がわからないのです。しかも、隣の芝は青く見えます。
それから何十年と経ち、その方は「輪島塗の価値がこの年になり、わかった」と。

店は両親が始めた私の店は43年。私は店に入り33年。
100年やるとどうなるか、は私はわかりません。やったことがないから。

「継続は力なり」という言葉を実感し始めたのは、店が30周年になった頃から。
30年続けるとこういうことが起こるんだ、という経験をしました。
山登りを途中でやめた人は、山頂の景色を見ることはできません。続けた人しか見ることができない景色があるのです。
私には、43年続いている店で見えた景色があるから、「継続は力なり」と言うのです。ほんもの寺子屋十五訓にも「継続は力なり」。入れています。


始めることは容易ですが、続けることは難しい。

社会が変化していく中でも生き残らなければ、続けられません。
バブル崩壊・価格破壊・リーマンショック・100円ショップ・消費税増税・ネット販売・感染騒動・キャッシュレス。
「伝統」に胡坐をかいていれば、凋落していきます。常に努力を続けていく必要があります。

やめるのも簡単。続けることが難しい。

継続の価値、自分の仕事の価値がわからない人、経営者の思いがわからない人は、簡単にやめるでしょう。

私は、私の志事=店・美術館・父の作品・講演会がどれほど価値があるか、年を経ることにわかってきました。


資本主義は資本家のための社会=お金最優先。日本や地域や私達国民がどうなろうと関係無し。グローバリズムとも言います。だから、多国籍企業は日本の宝を潰し続けてきました。外国に支配された日本の政治は、感染対策・消費税増税・インボイスなど中小・個人事業潰しの政策を続けています。
「職業に貴賎なし」と言いますが、お金最優先ではない社会を創るためには、そういう会社とそういう会社で働く人が減り、想いを持った中小企業・個人事業が増えていくことが望ましいのです。

私の志事は、日本・日本の宝を守る志事。
資本家・大企業の駒として使われるような仕事とは真逆の志事です。
安定はしていないし、何の保障もありませんが、
日本の中でも、最も価値が高い志事をさせていただけていると思いますし、最高の志事・天職だと思っています。有難く幸せなことです。

素晴らしい店を始めてくれ、継続してくれていた両親に感謝。また世界に誇る使い手の方が喜ぶ次元が違う本物を創ってくださる職人さんに感謝。私の志事を支えてくださるすべての皆様に感謝です。

先日投稿した79歳の女性社長から言われた言葉。
「あなたのお店と美術館・講演会のお志事、天国のご両親がとても喜んでいると思う」
嬉しかったな~(泣)。

家業を家族が繋いでいくこと。とても価値があることだと思いますが、素晴らしいお店や仕事なのに家族が価値がわからずやめてしまった例を見てきました。とても勿体無いことです。


成否の鍵 其の一「協力は強力」

2025-09-08 | 八方良しを目指して

昨日7日に開催した「第1回めぐる市」盛況かつ無事に終えることができました。
ご協力、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
めぐる市の主旨・目的は、繋がりを作ること、外に漏らさず循環・めぐらせること。この時代にキャッシュレス無しで問題無し。各店舗の売上げは1円も地域外にお金を漏らさず、大企業に富を抜かれず、に開催できました。
やればできるのです。
初出店した、ほんもの寺子屋の生徒のブースにも行列が。生徒達も良い経験、社会勉強になったと思います。

この結果を生んだ要因は何か?
投稿や講演会でお傳えしている、私が考案した言葉
「協力は強力」

1つは、同じ方向を目指し皆が協力したからです。
皆で力を合わせれば、こういうことができる、という実例を示せたと思います。

会場をお貸しいただいた、いち柳ホテルの保坂社長は準備・告知・当日と時間を割いて精力的に動いてくださいましたし、司会の小松かおりさんは進行や各店舗をご紹介いただき、盛り上げてくださいました。
ご出演いただいた、岩崎けんいちさん、佐藤光徳さん、永宮仁志さん、TNCサーカスの皆様、LaLa B-kidsの皆様。
ご出店いただいた、あまやどりふぁーむ・いち柳おいしい市場・オーガニックガーデンカフェJMS・心の虹・山栗食堂(以上飲食)・東占房(占い)・もみほぐしサロンシロクマ(マッサージ)・Nemophila(お花)・dalmore(香り)・花咲〜Hanaemi〜(耳つぼジュエリー)、ほんもの寺子屋(射的)、などバラエティに富んだ楽しい内容になりました。
皆様に心より感謝です。

めぐる市が終わったので、次は9月18日(木)の両親の追悼企画です。
https://fb.me/e/iwQvUxubA
フル参加はあと2名。ツアー体験済みの方のコンサートのみのご参加は、まだ余裕があります。
竹の灯りの中で、お三方の素晴らしい演奏や歌声がお楽しみいただける特別な機会です。
お申込みお待ちしています!

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外国に支配された政府が、私達を苦しめる政策を連発し、サバイバルゲームのようになっている社会状況の中では、特に家族や仲間・地域で協力することが重要です。対立・分断されている場合ではありません。
商店街が無くなってきたわけですが、「家族で志事ができる」のは最幸のことだと思いますし、私も母と約24年間、店を一緒にやった経験から、家族経営は最も強い力を発揮すると思います。家族でやってきたから43年続いているのであり、家族でなければ店は潰れていました。

それをわかっている支配・既得権益・利権を維持したい支配者層は、
①選挙・基地・原発・感染騒動・移民・靖国・皇室・男女・領土問題など、あらゆる手段で「分断と対立」を種を巻き
②私達が進むべき方向と真逆の洗脳情報や嘘を流し
適切な判断・行動をさせない、同じ方向・目的へ向かって協力をさせないようにしています。

感染騒動では、皆で「こんな対策はおかしい」と声をあげ協力して、やめさせるべき、皆で従わない協力をすべきでした。対策により、とんでもない金額・私達の血税が外資の手に渡り、多くの命が奪われ、いまだにマスクを外せない子ども達がいます。何度も書いてきたように、「コ口ナ禍」ではなく、「コ口ナ対策禍・報道禍」であり、言葉は正しく使う必要があります。
洗脳情報と見抜けなかった人達は、「おかしい」と言う人を批難したり、排除し、支配者層に従い協力しました。彼らの思う壺です。CIAが創った「陰謀論」という言葉にも騙され、まんまと陰謀に嵌まったのです。

もういい加減に、外国勢力の支配下にある中央メディアや政府・政治家に騙され、誘導され、自分の首を絞める自殺行為は終わりにしなければなりません。
「学ばざるものは滅びる」
騙され続けたら、日本という国・子ども達の未来がなくなります。

私達が協力すれば強い力になりますから、今の支配を終わらせることは可能です。
みんなで力を合わせて、私達の暮らしや子ども達・地域・日本を守りましょう!
それが講演会や発信・様々な活動を続けている理由です。


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