一昨日、5月23日に初めて開催した山本光広さんとのコラボ講演会『「地元店」で「現金」で「国内・地域の本物」を!~ちゃぶ台と八方良し~』は、定員を超える盛況で無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆様、会場の功徳院様、ありがとうございました!
私個人の講演体験会「八方良しを目指して」でも、お金の使い方・お金を国内・地域内で循環させる=海外や大企業(外資が多いので)に漏らさないことの重要性をお傳えしていますが、それが、どれほど重要でどれほど効果があるのか、については傳えきれていない、と感じていたからこそ、この講演会を企画しました。
ご参加いただいた方は、山本さんのお話とワーク(とても盛り上がりました!)で、それ=「1000円で5000円分の買物ができる!」=絶大な効果が体験でき、ご理解いただけたと思います。山本さん、ありがとうございました!
(山本さんの名著「ちゃぶ台の話」は、日本の匠と美ほさか甲府店と保坂紀夫・竹の造形美術館で販売しています)
・チェーン店で食事をするのと、個人・地元のお店や食事をする
・キャッシュレスで支払うか、現金で支払うか
・外国製のものを買うのか、日本製のものを買うのか
3つとも、前者は「地元・日本からお金を流出をさせ貧しくし」マイナスの行動・選択をしている、後者は「地元・国内で漏らさずに循環」プラスの行動・選択ですから、「お金の使い方の意味が真逆」ということを自覚しているかどうか。
自分達のお金の使い方を変えることで、好循環を作れることを理解しているかどうか。そして、「知行合一」=実践するかどうか、が肝要です。
食事をする場合でも、全国チェーン店で食べれば、支払ったお金の何割かは県外に行ってしまいます。
地元店で食事する場合も、1000円の昼食を現金で払えば1000円お店に入りますが、キャッシュレスで払えば、手数料を取られ960円など、入るお金が減ってしまい、40円は県外に流出します。キャッシュレス会計は、お店の人に「損してね」と言っているのと同義です。
キャッシュレスの割合が増えると、お店は収入が減りますので、1000円ではやっていけない、となり、同じ昼食が1050円に値上がりします。お店に損をさせ、お金を県外に流出させ、値上げの原因を作っているのです。
年間売上げ5000万円のお店が、仮に3%の手数料を取られたら、年間150万円!も利益が減るのです。150万円あれば、人も雇える、給料も上げられる、備品も良い物を買えます。キャッシュレスにより、山梨県全体でどれだけの金額が県外に流出しているか考えると、ゾッとします。
私が、私達の暮らし・山梨・日本を守るために実践していること
・原則、100円ショップ、コンビニ、チェーン店、ネット、外資の店で買物・食事しない。
個人店・地元資本のお店で買物・食事をする。
・日本製のものを買う
・基本、現金払い
「買物は毎日できる選挙よりも大切な投票」
選挙も大事ですが、買物は毎日するのですから、もっと大切。
お金の使い方で、社会が形作られていくからです。
今の世界は、資本家が政・官・財・メディア・学・司法=国を支配し、私達から搾取し続けていますから、資本家にお金を渡し(投票し)てはいけないのです。簡単なのは、大企業(外資が多いので)のものを買わない、大企業で買物・食事しないことです。
次世代に残したい物にお金を使うことが必要です。
残したいのは、100円のモノですか?日本の職人さんの本物ですか?
外資の大企業ですか?知り合いのお店、地元のお店ですか?
お金の使い方でひっくり返せるのですから、殺されかねない案件(私はそれを覚悟で講演活動や発信を続けているわけですが)で、それくらい大事なことです。
量よりも質。ランニングコストがかからない代々モノの本物を少し、にすれば、支出は減らせます(私の講演を聴いたり、本を読まれている方はご存知のことと思います)。
多くの方が、電化製品を使いすぎているため、多額の電氣代を払っている(電氣代が高ければ高いほど、再エネ賦課金も高くなり、支払いが増えます)ようで、日本製の本物を購入するよりもずっと高いです(例 魔法の箒(※注 「魔法の箒」と「箒」は違います)より掃除機のほうが買い換え頻度が多い+電氣代がかかるため高い)。
低価格の高い買物(=富の流出、バケツに穴を空けている)をしていることに氣付き、富を流出させない実際は高くない買物(バケツの穴を塞ぎ、国内地域内で循環させる)に転換する=地元や日本の富を漏らさない選択やお金の使い方を一人ひとりが心がけ、積み重ねることが大切です。
重要なことは、100%でなくて良いので、できることから始めることです。
私も100%完璧ではありません。
(よく10のうち1しかやっていない人が、7やっている人に対し「3やってないじゃないか!」と言うのを見かけますが、それはやめましょう)
マイナスの行動・選択→悪循環から、逆のプラスの行動「地元店で、現金で、国内・地域内の本物を買う」を実践し、県民・国民運動とし、好循環にして地域・日本・私達の暮らしを守っていきましょう!
山梨県民、皆で今日からやりませんか?山梨発で全国に広まれば、すごいと思いませんか?
すでに山梨から逆襲が始まっています(添付写真)。
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私が行なっている様々な活動について、講演会の後に参加者の方から珍しく「カッコいいですね」と言われ、岩崎健一さんが「カッコいい大人が増えないと」と仰っていたばかりだったので、嬉しくなりました。

