建築家・隈研吾氏の言葉 「世界で断トツに一番」

2018-06-21 | その他

 昨日、W杯でサッカー日本代表がコロンビアに勝利し、各地で熱狂の様子が伝えられています。
ただいつも思うのですが、日本のW杯過去最高はベスト16で、FIFAランキング61位。
 世界最高の日本の物造りにはなぜもっと注目しないのか不思議です。五輪で金メダル(世界一)だと大騒ぎしますよね。
 断トツ世界一の凄い職人さんが日本にはいて、とても有難いことになんとその職人さんの品物がうちの店にあるんです!言わばロナウドやメッシだらけなので、本当ならうちの店はお客さんが殺到しなければおかしい(笑)。でも、私の力不足で36年営業していても、地元でも店を知らない人、いらしたことがない人がたくさんいらっしゃる。知らなければ選択肢に入りませんから、断トツ世界一の品をご覧いただけないのは、山梨県民の皆様にとっても大損失で本当にもったいないこと、申し訳ないことだと思っています。(実際にお客様から「こんなに良い品物がいっぱいあるのに、もっと宣伝をしないと駄目だ」と怒られたことも何度かあります)
職人さんは凄いですが、私が凄くないので大反省でございます。
職人さんが店にいらっしゃる時には、甲府駅に熱狂する人達が出迎え、握手やサイン攻めにあってもおかしくない。ある職人さんは、「フランスに行くと赤じゅうたんで出迎られるが、日本ではただのおじさん」と仰っていました。

 以下にご紹介するのは、世界的な建築家・隈研吾さんが職人さんに仰っていた言葉で、いつも私が言っていることとまったく同じです。

『色んな世界の現場で木造に挑戦してやってきたんですけど、世界を周れば周るほど日本の凄さに氣付くんですね。日本の皆さんの技って、本当に世界で断トツに一番だし、それを全然自慢しない凄さも断トツに一番。こういう貴重な宝をぜひずっと傳え守っていただけたらなと』

 職人さん・作家さんが自慢しないので、私のような第三者が、傳え手・繋ぎ手として、「宝は足元に在る」、「本当にすごいですよ~!」と叫び続けているのです。


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