小阪裕司さん講演会

2026-08-06 | 八方良しを目指して

私が会社を辞めて、店に入ってしばらくは何もわからない状態でしたから、お手伝い的な役割でしたが、基本は母と二人でやっていたので(アルバイトの方にも来ていただきました)、すぐに経営する立場になり、30年以上経営者をやっています。
皆様のおかげで、甲府店は今年で44周年(竹の造形美術館は20周年)になったわけですが、補助金や助成金を受けたこともなく、商店街に店があるわけでもなく、創業から25年位までは自転車操業で、借金は多くて休みは少なく、私は20代の頃は給料は月に5万円でした。
要するに、かなり厳しい状況だったわけです(両親は私が就職したため、そもそも店を継ぐと思っておらず、自分たちの代で終わると思っていました)。

それで、経営の勉強を独学でしました。その中で、小阪裕司さんの本を何冊か読みました。今日、引っ張りだしてみたら、最初の本は25年前位だったようです。
なぜ引っ張り出したかというと、今日、小阪裕司さんの講演会があったからです。25年前に読んだ本を持っていき、小阪さんにサインをしていただきました。人生、面白いですね。

今日の講演を拝聴して、改めて大切だと思ったことを挙げてみます。

①他のせいにしない
スーパーという業態が駄目、過疎だから駄目、など、他のせいにしているうちは駄目ということ。商売をやって、25年位前に氣付きました。

②同じものが新しく見える、違って見える
自分の意識や捉え方、見方、考え方で、同じものでも見え方が違ってくる、ということです。
駄目だと思い込んでいた、常識だと思っていた。でも、駄目じゃなかった、常識だと思っていたことが間違っていた、など。

③環境が大切、周りの力は大きい
「どんな場に身を置くか、どんな組織に入るか、どんな人に囲まれるか、が非常に重要」というお話。同感です。

④体得することが大事
身体を伴った実践的な智慧。机の上で勉強したことでは、身にならない。心や体で感じて、やってみる。
その結果を受けて、学ぶ、考える。またやってみる。その繰り返しが、”体得”になっていきます。

⑤現場
私の著書「八方良しを目指して」にも書いていることで、現場=肌で感じること、が大事です。これはAIはできません。

これらは、経営だけでなく、人生にも通じることですね。

政治は、大企業に都合が良い政策、中小企業・個人商店の経営をやりにくくする政策を連発していますので、経営力は重要です。小阪さんには、「25年前に小阪さんの本を読んだおかげで、44年潰れずに続いています」とお伝えしました。

良い機会を作ってくださった、主催の松林軒のご主人・鈴木さんに感謝です。ありがとうございました!

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