ほんもの寺子屋 大人版 日程変更第2回は7月19日(日)

2026-06-29 | 八方良しを目指して

小中学生対象9年一貫教育の「ほんもの寺子屋」の話を大人の方にすると、「私が通いたい!」とよく言われます。通常の授業にご参加・見学いただくこともできますが、平日の昼間は難しい、という方も多いでしょう。
そこで夜に大人版を開催することにしました。
第2回(中野さんの講座としては初回)は、7月19日(日)18時30分~20時で、場所は、日本の匠と美ほさか甲府店2階、内容は以下になります。



ほんもの寺子屋は、2021年に子ども達・日本を守るために創立しました。
日本の学校教育には多くの重大な問題があり、日本の教育を根本的に変えないと、子ども達・日本の未来は、非常に厳しいものになるからです。
受験・進学のための学びではなく、自分の力で幸せに生きていく力を身につける、実生活で役立つ学びが目的です。

また、寺子屋だけではなく、家庭教育・家庭の環境が大事、という考えから、子ども達の健全な成長のためには、保護者・講師も成長する=学ぶ、ことが必要なので、「共育」を掲げています。大人版の開催理由です。
顧問・相談役の方々がいつも仰っているように「まずは親の教育をしないと(私も含め。何度もお説教いただいています(笑))」ですから、寺子屋の保護者、特に母親の皆様に参加していただくことを最優先に考えています。母親がどう存るか、は子育てにも家庭にも重要ですし、子どもへの影響力は、父親よりも母親のほうがはるかに大きいためです。次に寺子屋の父親、講師の皆様、一般の子育て中、これから子育てをする方を主に対象にします。

講師は、昨年6月に山梨県立文学館で行われた講演会「第3回自然に還ろう」の登壇者のお一人、樹木医・中野裕司さんのお話が大変好評でしたので、中野さんに連続ものとして季節に一度、年4回位お話いただく予定です。講師の中野さんも日本復活の鍵は、「母性よ甦れ」だと位置づけていらっしゃいます。中野さんは、日本でも屈指の賢者で、お話は本来であれば何万円と払って伺うような内容・質のもので、継続して聴いていただくと大きな学びになると思いますし、間違いなく保護者・生徒・家庭・ご参加の皆様に有益(プラス)になると思います。
寺子屋の運営に余裕が出てくれば、他の講師の方にお話いただくこともあるかもしれません。


中野さんより、以下のメッセージをいただきました。
「自然に還れ 「身心の自然を保ち伝える『いのちの継承』 - 動物進化・伝承文化に即した子育てを -」
昨年の6/22に、首記のテーマで話しをする機会をいただいたものの、与えられた時間のなかでは十分な話しができなかったと考えている。 幸い、「寺子屋・大人版」として、話しきれなかったことも含め話せとの要請をいただいたので、続きとして話しをしたいと考えている。興味のおありの方は参加下さい。小人数なので私の話しをネタに話し合いに発展できれば良いと考えています。
私の話したいことは、人の身体は地球40億年という生命進化の最先端に位置する動物だということ。その動物であることを基本とし、その上に文化を積み上げてきたのです。その文化・叡智を活かした子育てが大切であり、それはとりもなおさず大人である自分育てだということなのです。その背後には大きく「母性」が存在していると感じているので「母性よ甦れ」とも説いています。現生の人類という点から見ても、20万年~30万年前にアフリカで生まれ連綿と文化を紡ぎ続けてきたという長い進化の流れがあるのです。その後、農耕と牧畜が始まり、3500年前ごろ中東において文明と称するものが発生し、その延長に近代科学が生じたのはたかだか300年ほど前のことなのです。その科学の切れ味の良さによって、私達は動物・野生の身体を持つ存在だということを忘れ、祖先が連綿と紡いできた文化を古いと捨て去ってしまったのです。それにより、機械化が進み、化学工業が発達し、便利、効率的な世界となり身体的には楽になりましたが、その一方で多様な自然が失われ、動物としての野生が阻害され、時間のフィルターを通して残された古き良き伝統文化は悪しきものとして捨て去ってしまったのです。それにより失ってしまったものは大きいのです。文明はたかだか3500年程度ですが、我が国にはそれ以前に4万年程度前からの文化が育まれ続けられいるのです。3万8千年前には黒潮を船で越え、黒曜石を採掘し持ち帰り加工したものを流通させており、世界最古の交易とされています。また、世界最古の土器が造られ、漆なども世界最古とされています。争いのない母系社会が築き上げられていました。山内丸山遺跡は5千9百年前にはクルミなどの栽培が行われ、定住が始まっていました。小豆なども我が国で改良されたものが支那に伝わったことが分かってきております。
問題が生まれたときは、原点に立ち返れが鉄則です。このような伝統社会のあり方について見直し、改めて現代に接ぎ木することで文化は再生するのです。私の祖先の一人がかけても、私は今、此処に存在しません。これが「生命の継続」です。そして、産まれ育った風土に根ざした文化が継続し、その文化の恩恵の上に暮らしているのです。これが「文化の継続」です。私達には、祖先から引き継いできた「生命遺伝子」と「文化遺伝子」をより洗練されたものとして後代に繋げて行かなければなりません。私は、この生命と文化の二つの遺伝子をあわせ後代にバトンタッチし、伝える作業を「いのちの継承」と称しているのです。失われんとしている野生の身心、古き善き伝統文化に根ざした生き方について学び、子ども達、孫達に明るい未来を残したいと考えられる方、このような世界に興味をお持ちの方は参集ください。
 話しの内容としては、
①野生の身心  進化の結果得た身心、胎内での進化をなぞって産まれ、その進化を全うした所に新たな進化がある。 IT、AIの袋小路
②野生の時に即した子育て  ヒトが人となり、人間となる
③伝統的な身体文化と現代文明  身体づかいに裏打ちされた伝統社会  地域文化、家という文化
④伝統的な世界が失われた理由・経過といのちの継承  伝統的文化が骨抜きにされた理由  世界の中における日本の地位、果たすべき役割
⑤その他  話しの流れで、ご要望に応じた話題を取り込みつつ話しをしたいと思っています。 話しとしては相前後したり、行ったり来たりとなりそうですが、このような構成になろうかと考えます。 」



現代はすべての物事が行き詰っており、大きな問題が続出しています。今の当たり前・普通は、本来、当たり前でも普通でもなかった、のです。私達自身も根本的に考え方や生き方を見直す必要があると考えています。
大人が学び、行動・実践に移さなければ、子ども達に大きなツケを回すことになります。

少しでも良い社会を創るため、日本を守るために、子ども達のために、一緒に学んでいければと思いますので、宜しくお願い致します。

 ほんもの寺子屋 共同代表 保坂浩輝

 


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