発酵デザイナー・小倉ヒラクさんの記事
「これは値上がりの問題じゃない。選択肢がなくなる危機」
は反響が大きかったようで、私も同意ですが、もっと深刻な事態だと考えています。
前回書いたように政治家ではなく私達に原因・責任があるのですが、これだけ政治が酷すぎる(例 感染対策禍・消費税増税・インボイス・国民負担率約5割・外国や多国籍企業にはお金を渡すが日本人=私達にはお金を使わない、など)と、私達庶民は商売や生活をするのが大変になっています。真綿で首を絞め続けられているのです。
うちの店の取引先の職人さん達も同様だと思います。
そうなると、いつまで物造りを続けられるかわからなくなってきます。
値上げで済めばまだ良いですが、作れなくなる、辞めざるをえなくなる、という職人さん・工房も出てきています。
買いたくても買えなくなる=伝統が途絶える、ということです。
それどころか、沈没寸前、日本がなくなる、というところまできています。
一番大事な、農業・漁業・林業などの1次産業、伝統、文化、精神などが破壊され続け、消滅しようとしています。食糧危機はもう始まっており、改善策を実施しなければ、今後さらに悪化するのは目に見えています。
そして日本人は激減(下記のように山梨県の人口より約10万人多く減った!)、出生も激減、外国人が増加。
「日本人は1億2065万3227人で前年より90万8574人減った。16年連続の減少で減少数・率ともに過去最大。外国人は前年比35万4089人(10.65%)増の367万7463人で、外国人の集計を始めた2013年以降最多を更新」(総務省が令和7年1月1日現在の人口を発表)
「今こそ刮目してください」
https://www.facebook.com/reel/1246865573424070
先日、知人から直接聞いた情報ですが、外国人に占拠されつつある地域が増えているとのことです。
企業も土地も外国に買われています。
日本という名前は残るかもしれませんが、事実上、中身は日本ではなくなる、ということです。
私の人生を変えた文章。
「日本が守るべきものは”伝統”である」
この文章に出逢っていなければ、今ほど熱心に店の志事もしていなかったかもしれませんし、講演活動もやっていなかったと思います。
炭焼き職人・原伸介さんも、日本の伝統が、いかに素晴らしく、いかに価値があるか、力説していらっしゃいますが、日本人がその価値をまったくわかっていないので、逆に”伝統”を捨て続けてきたのです。
20代から言い続けてきた
「日本を守るべきものを捨て、取り入れないほうが良いものを取り入れた」
言い換えれば、全分野で和を洋に変えた。全分野、侵略されたのです。
武器を使わない戦争です。
下記のように、もう江戸後期・明治初期に日本に来た外国人が言っていました。
私が「昔に進もう」「自然に還ろう」と言っている理由が分かっていただけると思います。
不作為=何もしない、沈黙、だと日本は終わります。
危機を好機にするしかありません。八方塞がりを「八方良し」に転換しましょう!
以下、「逝きし世の面影」渡辺京二著 より
「この国の人々に質樸な習俗とともに、その飾りけのなさを私は賛美する。この国土の豊かさを見、いたるところに満ちている子供たちの愉しい笑声を聞き、そしてどこにも悲惨なものを見いだすことができなかった私は、おお、神よ、この幸福な情景がいまや終わりを迎えようとしており、西洋の人々が彼らの重大な悪徳をもちこもうとしているように思われてならない」(ヒュースケン)
「日本に対する開国の強要は、十分に調和のとれた政治が行われて国民も満足している国に割り込んで「社会組織と国家組織との相互関係を一挙に打ちこわすような」行為に見えた。1862年まで長崎に在留して、開国後の日本人の堕落をその身で経験し、かつ嘆いた人。医師ポンペ」
「どうみても彼らは健康で幸福な民族であり、外国人などいなくてもよいのかもしれない」(オイレンブルク使節団)
「彼らはよく肥え、身なりもよく、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もない。これが恐らく人民の本当の幸福の姿というものだろう。私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるかどうか、疑わしくなる。私は質素と正直の黄金時代を、いずれの他の国におけるよりも多く日本において見出す。」(ハリス)
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「八方良しを目指して ~本物との出会いが人生・日本を変える~」講演体験会の予定
https://www.hosaka-n.jp/news/7422.html