寺子屋で伝統工芸の授業

2025-06-19 | 八方良しを目指して

私が共同代表を務めている「ほんもの寺子屋」は、地元や日本の素晴らしさを伝えることを大切にしていて、和太鼓・空手道・将棋などの授業があります。私は、将棋と伝統工芸の授業を担当しています。

昨日は、伝統工芸の授業で和室・畳の話をしたのですが、その前に、「価値」の話をしました。
手前味噌になりますが、これほど素晴らしい講師陣が揃っている寺子屋は全国的にもおそらくないでしょう。
今は、生徒が少なくて赤字運営ですが(皆様のご寄付のお陰で継続できています。本当にありがとうございます)、存在と価値が知られれば、全国から入学希望が殺到してもおかしくありません。

寺子屋で学べること、各授業の「価値」が分かれば、有難いという感謝の氣持ちが生まれ、幸運だと氣付き、聴き逃せない、と学ぼうとします。低学年の頃は、価値が分からないでしょうから、親や大人がその価値を伝える、教える必要があると思います。

畳にかぎらず、あらゆる伝統工芸品が、存亡の危機を迎えていること、工芸品だけではなく、日本で作っている、取っている他分野のもの、例えば今騒動になっている農業なども危機を迎えています。
それは、なぜか?

根本の話をしました。
GHQ、WGIPの話です。日本人は計画的に洗脳された、と。
WGIPの話は、大人でさえ知らない人がいます。義務教育で時間をかけて教えるべきだと思いますが、それがなされていません。地元や日本、伝統・先人の素晴らしさも教えられていません。だから、寺子屋を創ったし、全国に寺子屋ができることが、日本再生・復活に不可欠だと思うのです。

すべての分野で、和のものが洋に変わった。変えられました。
感染騒動もきちんとした総括がなされていませんが、戦後80年、「和が壊されて洋に転じた」ことの総括も必要、だと思います。

和室=畳(国産の場合)のほうが、洋室=フローリングよりも利点・優れた点が多数あるので、10点ほど生徒達に伝えました。
6月22日の講演会でも話がでると思いますが、根本的に暮らし方や選択・お金の使い方を見直すことが必要です。

日本人の独創性(オリジナリティ)についても話しました。

ほんもの寺子屋は、各自の専門分野以外のことにも造詣が深い方がいらして、科目を横断的に授業できる講師がいることも特長です。世の中のことはすべて繋がっていますし、関連がありますから、重要なことだと考えています。

今回は、寺子屋の4人の講師の方も、私の授業を聴いてくださいました。
(ほんもの寺子屋は、保護者・講師も生徒と共に成長する「共育」を掲げています)


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