蹴球W杯2 3S政策

2018-06-30 | その他(2021年6月19日以前)

 ここのところワールドカップの試合を深夜まで熱心にご覧になっている方も多いと思いますが、「3S政策」という言葉をご存知でしょうか?詳しくはお調べいただくと良いと思いますが、ざっくり言いますと、大事なことから目をそらすために「スポーツ・セックス・スクリーン(テレビ)」=3Sに注目させる、という政策です。

 本来であれば、TPPとか消費税増税・原発のことなどが私たちの実生活に多大な影響を与えますから、そちらのほうに関心を強く寄せるべきだと思いますが、これらの問題についてはW杯ほどの熱心さや関心が無いということは、「3S政策」が成功しているということになります。もちろん、応援することは良いのですが、他の大事なことを放り出して、何かに嵌まりこんでしまうのは問題があると思っています。「バランスが大事」ということです。
 テレビ自体も元々の目的があるので、そういうことをわかった上で見るのと、知らずに見るのは大きな違いがあります。

世界に広げよう下駄友の輪!

2018-06-29 | お勧め

 うちの店の下駄。めちゃくちゃいいんです!(川平慈英さん風に)
私は冬は靴も履きますが、冬以外はほとんどこの下駄しか履きません。この楽さや快適さを味わうと他のものは履けなくなります。定番の超ロングセラーです。この形ですから、脱ぎ履きは一瞬ですし、靴とは違い、蒸れる可能性ゼロで、杉の木ですから汗をかいてもべたつきません。

 ヨガの先生は「足から良い氣が入ってくる」「足が喜んでいる」と絶賛してくださり、以後生徒さんが連日ご来店なさいました。

 整体の先生もご愛用くださり、今ではお弟子さん達も軒並み履いていただいています(写真・許可をいただき掲載)。お子さんの下駄も可愛いでしょう?

 これからの季節、夏祭りや花火大会があります。お子さんが浴衣や甚平なのに運動靴?というとても残念ないでたちをよく拝見します。お子さん用の下駄(15・16・18・19.5㎝)も大人氣で、履いて走り回っています。指の股、痛くなりませんし、足の指で踏ん張る力もつく、と言われています。大人用で3000円台、子ども用は1300円!(税別)とても安いです。ゴム製の履物を見る度に「なんでこの下駄みんな履かないんだろう」と思っています。こんなに良い物が足元にあるのに、知らない使わないのはもったいない!

 世界に広げよう下駄友の輪!
あ、そういえば先日アメリカ人の方が喜んで買っていかれました。世界に広がってる!


蹴球W杯 本田選手の言葉

2018-06-29 | その他(2021年6月19日以前)

 日本代表W杯決勝トーナメント進出、おめでとうございます。
 代表の本田圭佑選手が「ちゃんと見てほしい。結果だけでなくて。代表にいる連中は日本人が想像もできないような努力をしてきて、ここの場所にいる。それをしっかり見てほしい。」と言っていました。本当にそうなんですよね。過程を知らずに評価する人が多いように思います。
 
 物造りにも言えることだと思いました。例えば、私がお勧めしている輪島塗。NHKの朝ドラ「まれ」の舞台となった塗師屋さんで制作されています。輪島塗と言ってもピンキリあって、輪島塗なら良いというわけではありません。ピンの塗師屋さんだから舞台に選ばれたのです。長くお付き合いしていますので、私も何度も訪ねていまして、俳優の方々との写真や台本(もちろんドラマ終了後です)も見せていただきました。
 本物の輪島塗のお椀を作るには、細かく分けると120工程を経て作られますが、何もご存知無い方は値段を聞くと「高い」と仰います。私は工程やどういう素材や漆を使っているか直接拝見していますので、「この値段では職人さんが可哀想なくらい安い」と思います。これはうちの店の他の職人さんの品物にも言えることですし、伝統工芸品の工程を習得するまでに約10年程かかると言われますが、その歳月も忘れてはならないと思います。
海外ブランドのバッグが高価格で売られています。本物のお椀は手間を考えるとそれよりもずっと高価格でないとおかしいと思うのですが、何分の一の低価格です。ランニングコストがかからず毎日使える代々モノなので、1日1円にもならないかというほど激安ですから、こういう品を使うのは贅沢ではありません。
また、樹齢100年位の木を使っていますので、木の芽がでるところから品物になるまでに105年位はかかっています。
 「八方良し」を目指して』の中で、「何が高くて、何が安いのか」を述べていますが、「高い」と言うことは、「職人さんの志事が価格に見合う価値がない」と言っているのと同義です。私から見ると、逆に世の中には価値に見合わない、例えば健康を害す危険性が高い「低価格の高いもの」がたくさん溢れているように見えます。

※写真は『「八方良し」を目指して』にも掲載したお椀で、左が新品、右が私が6年間愛用しているモノ。使えば使うほど艶が増す。これで飲むと味噌汁が美味しい。


夏をエコに快適に過ごす 3 笹和紙

2018-06-28 | ほさか式幸せ生活

 当店には人氣の優れものが色々ありますが、笹和紙シリーズもそのひとつです。
 笹和紙という素材、まだご存知無い方も多いのですが、断熱性が高く「夏は涼しく冬は暖かい」という、かつてない画期的な素材で、私自身が「笹和紙が無いと生きていけない」くらいの状態(笑)で、今後詳しくその素晴らしさをお傳えしていくつもりです。ほとんどの商品はネットに入れて洗濯機で洗えます。私は1年中、もう約5年間笹和紙のTシャツを着ています。とても丈夫です。

 「夏をエコに快適に過ごす」シリーズは、1が聴覚で2が視覚でした。笹和紙の夏の快適性は色々な要素がありますが、まずは、「さらさらの触覚」です。
吸水性に優れ、べとつきません。激しい運動をして汗びっしょりになるような場合は別として、日常生活では非常に快適です。

 そして、2つ目は「UVカット」です。
よくUVカット加工している品がありますが、そういう薬剤など使うことなく、紫外線を吸収し、肌を守ります。

 3つ目は、先に挙げた「断熱性」です。
繊維の間の空気層が温度を保ってくれますので、夏は涼しく冬は暖かいのです。
写真の帽子の例で言えば、真夏の炎天下でも「頭だけ涼しい」というご感想をいただいています。太陽光の熱を断熱するので、熱が頭に伝わらないのです。しかも蒸れずに通氣性が良いので快適です。

 4つ目は、「天然の抗菌防臭効果」です。
ただの和紙ではなく、熊笹の葉を粉末状にして和紙に漉きこんでありますので、天然の抗菌防臭作用があります。雑菌の繁殖を抑え、氣になる臭いも防ぎます。

 抗菌力・消臭力・UVカット力・べたつき具合などは、すべて検査機関でデータを取って証明されています。上記以外にも長所はありますが、別の機会にご紹介します。
今の時期ですと、
帽子・カーディガン・Tシャツ・アームカバー・靴下(各種あります)・バスマット
などがお勧めですし、笹和紙の枕カバーがセットになった山梨県産の檜の間伐材と麻綿の枕も最高の組み合わせで大好評です。


「八方良し」を目指して』のご感想 12

2018-06-27 | 八方良しを目指して

 また有難いお手紙をいただきました。感謝です。

『「八方良し」を目指して の”あとがき”を繰り返し拝読。同感同感で元氣をいただいています。「辛抱」「忍耐」何を選択するか。限られた人生の時間をどう日々過ごすか、指針を与えられます。良い本に巡り合えました。』


熊本県からご参加!!

2018-06-26 | その他(2021年6月19日以前)

 9月9日の出版記念イベント「持続可能な共生循環型社会の創りかた」
https://www.facebook.com/events/181462042512604/
になんと、熊本県の方からお申込みをいただきました!びっくりです。
 面識もなくお友達にもなっていなかった方ですが、フェイスブックの投稿で私の著書を知り、ご注文いただきましたので、お送りしたところ、本を読んでくださり、講演会のお申込みもしてくださいました。大感激です。
いただいたメッセージ、許可をいただきましたので、ご紹介します。

保坂さまとご著書とのご縁に感謝しております。さっそく拝読させていただき、自分と向き合っております。

しかも、以前より渡邉さんのご著書に感銘を受け、愛読の書としておりました。さらに、影山さんのことを知ることとなり、さっそくご著書を拝読いたしまして、保坂さんからの「八方良し」の生き方のメッセージをありがたく受け取らせていただきました。

皆さま共通しているのは、私が違和感を感じながら生きてきたことに真摯に向き合われて、活躍していらっしゃる方々であることです。
これには仰天して、私も同じような生き方にシフトすることを応援して頂いているように感じた次第です。
今から講演会を心待ちにいたしております。

心より出会いに感謝‼️


 私も出逢いに大感謝で、当日初めてお目にかかるのが楽しみです。フェイスブックにも「ありがとう」を言わないといけませんね。


傳えて繋ぐこと

2018-06-25 | その他(2021年6月19日以前)

 私は自らを「傳え手・繋ぎ手」と言っており、両親の死後、傳えること・繋ぐことの大切さを以前にも増して感じています。そういう意味でも、店でお勧めしていた「究極のデニム」が後継者不在で制作できなくなってしまったこと、本当に残念に思っています。
また一つ、私たちは日本の宝を失おうとしています。一度、止まってしまうと復活させるのは大変です。
 あらゆる物造りの分野で同じようなことが起きており、当店の品物でも手紡ぎ糸の羊毛の商品をはじめ、他にも今後いつまで制作できるのかわからない物があります。お客様からも「出逢った時に買わないと駄目よね」と言われますが、作れなくなれば、いくらお金を積んでも買えなくなってしまいます。
 私の本に寄稿文を寄せてくださった整体師の西田聡先生も「一人ひとりの意識や行動が変わることが大切」と仰っているように、「これはおかしい」とか「嫌だけど、お金のためには仕方が無い」と思いながら仕事をするのではなく、心から、嬉しく楽しく誇りに思える志事につく人が増え、そういう人が作るものを応援する(購入する)人が増えていくことを願います。それが本物を次世代に残していく方法だからです。

もう寝ます(笑)

2018-06-24 | その他(2021年6月19日以前)

 この後、24時~のサッカーW杯日本戦を見ようと思っていましたが、体調を考え、もう寝ます。果報は寝て待て、で。
初戦を見た限り、初のベスト8、行けるんじゃないかと思っています。

デニム展が開催できなくなりましたが、、、

2018-06-23 | 展示会

 毎年大好評をいただいていましたので、今年の秋に4回目の「こだわりのデニム展」を予定していましたが、織りの職人さんが高齢で制作をやめてしまい、展示会が開催できなくなってしまいました。私も愛用していただけに大変なショックを受けました。
 急遽、デニム展でご紹介していたジーンズ・ジャケット・シャツ・パーカーで少し残っているものを送っていただき、本日届きました。ご興味ある方は早めにお出かけください。残念ですが、無くなり次第終了となります。またいつか同じ品質で復活してもらいたいと願っています。

 織り・糸・縫製、すべてが最上級で、かつ価格も品質からすると格安ですから、過去の展示会をご覧になったお客様から大絶賛をいただいています。既製品・量産品との差は想像以上に圧倒的で、私自身もジーンズを履いていて違いを実感しています。
 Gジャンも実際に試着した方は、素晴らしさに驚かれます。Gジャンは、重い・硬くてゴワゴワ・着心地が良くない・動きづらい・冷たい、というのが5大イメージのようです。
しかし本物は、軽い・柔らかい・着心地が良い・動きやすい・冷たくない、と真逆です。そして、ジーンズも同じですが、着れば着るほど体に馴染んでいきます。その理由は、普通のデニムとは「織り」がまったく違うからです。ジーンズを履いてしゃがむと一回でわかりますが、履かなければ永遠にわかりません。 ジーンズ・ジャケット以外にパーカー(これも凄いです)とシャツもご覧になれます。この機会をお見逃しなく!





「第2回 本物の線香花火を味わう」のご感想

2018-06-23 | お客様の声

 6月20日に開催しました「第2回 本物の線香花火を味わう」は、またまた大好評をいただき、無事終了しました。1日中雨だったのですが、本当に奇跡のように花火をする時間になったら雨が上がったので驚きました。講師の佐々木さんやご参加いただいた皆様の日頃の行いが特別に良かったのだと思います。この企画は、講師の佐々木さん・ご参加の方々両方に喜んでいただけるのが、とても嬉しく、それが継続開催している理由の1つです。有難うございました。皆様のご感想をご紹介します。

「外国の花火と違い、自然のものだけを使って作られるのが素晴らしいし、これだけ奥が深いものだと思わなかったです。来て良かったです。ありがとうございました」

「感動しました!来て良かった!外国製の花火と違い、この線香花火の綺麗さは日本人だと沁みますよね。静かな美しさですね。外国の人にも日本の美を見てもらいたいです」

「制作体験をしてみて、こんなに難しいのだとわかりました。子どもの頃を思い出し、懐かしかったです」

「線香花火を作るのに、すごい工夫がされているのがわかりました。有難うございました」

「もっと簡単にできると思っていました。すごく難しくて、自分がこんなに不器用だと思いませんでした」

「撚りが難しいですね。線香花火は綺麗なので帰って主人と楽しみます。参加して良かったです」

「難しいけど面白くて楽しくなってきました。上手になりたいので来年も参加します!」

「こんなにこだわって作っているとは思いませんでした。オンリーワンの線香花火ですね。教え方が上手でした」

「関東と関西で線香花火が違うのは初めて知りました」

 来年も開催させていただく予定ですので、今年参加できなかった方は、ぜひその時に体験していただければ、と思います。佐々木さんの線香花火「結」は、引き続き当店にて販売しています。7月25日~8月26日は、北杜市大泉町の保坂紀夫・竹の造形美術館にて販売させていただきます。


『「八方良し」を目指して』が海外に!

2018-06-22 | 八方良しを目指して

 昨日、来年ご結婚の予定のアメリカ人の男性と日本人の女性のカップルがお見えになりました。お二人とも米国にお住まいなのですが、女性が山梨ご出身でこちらに帰ってきていて、ご来店くださいました。男性は、日本に住んでいたことがあり、日本のことをよくご存知で、女性も日本の工芸品に詳しい方でした。
 男性が下駄が目的でいらしたのですが、女性も履いてみたらお氣に入りとなりペア下駄になりました(笑)。やはり最高の鉄板商品です。他にも漆器など色々な商品を説明させていただいたら、お二人とも感銘を受けられたようで、「来てすごくよかった!」と喜んでくださり、私の著書も購入してくださいました。私の本が海外に渡ることになったのです!いつか英語版も出版できれば、という夢がありますが、こんなに早く本が海外に渡ると思っていなかったので、嬉しい想定外となりました。
 来年山梨にいらっしゃるご予定があり、その時にもお越しになると仰っていただいたので、再会が楽しみになりました。

混むと売れなくなる店

2018-06-21 | その他(2021年6月19日以前)

 昨日の記事で、「断トツ世界一の品物があるので、うちの店はお客さんが殺到しなければおかしい」と書きましたが、実は同時に何組もお客様がいらっしゃると困ります。なぜかというと、品物の説明ができなくなるからです。
 うちの店の品物は、説明しないとその価値や良さがわからない物が多いので、ただ見ただけでは何もわからないまま、お帰りになってしまいます。価値をご理解いただけなければ購入することもないでしょうから、混むと売れなくなってしまうのです。逆に、お客様としっかり対話できた時には、購入していただけることが多くなります。

 例えば、写真の家具はとても軽量ですが、初めてご覧になった方は、「重そうですね」と仰います。見ただけだと事実とまったく逆の認識をする方も多いのです。(例 漆器だと「はげる・扱いが難しい」など。当店のお勧めの漆器は「はげない・扱い簡単」)


建築家・隈研吾氏の言葉 「世界で断トツに一番」

2018-06-21 | その他(2021年6月19日以前)

 昨日、W杯でサッカー日本代表がコロンビアに勝利し、各地で熱狂の様子が伝えられています。
ただいつも思うのですが、日本のW杯過去最高はベスト16で、FIFAランキング61位。
 世界最高の日本の物造りにはなぜもっと注目しないのか不思議です。五輪で金メダル(世界一)だと大騒ぎしますよね。
 断トツ世界一の凄い職人さんが日本にはいて、とても有難いことになんとその職人さんの品物がうちの店にあるんです!言わばロナウドやメッシだらけなので、本当ならうちの店はお客さんが殺到しなければおかしい(笑)。でも、私の力不足で36年営業していても、地元でも店を知らない人、いらしたことがない人がたくさんいらっしゃる。知らなければ選択肢に入りませんから、断トツ世界一の品をご覧いただけないのは、山梨県民の皆様にとっても大損失で本当にもったいないこと、申し訳ないことだと思っています。(実際にお客様から「こんなに良い品物がいっぱいあるのに、もっと宣伝をしないと駄目だ」と怒られたことも何度かあります)
職人さんは凄いですが、私が凄くないので大反省でございます。
職人さんが店にいらっしゃる時には、甲府駅に熱狂する人達が出迎え、握手やサイン攻めにあってもおかしくない。ある職人さんは、「フランスに行くと赤じゅうたんで出迎られるが、日本ではただのおじさん」と仰っていました。

 以下にご紹介するのは、世界的な建築家・隈研吾さんが職人さんに仰っていた言葉で、いつも私が言っていることとまったく同じです。

『色んな世界の現場で木造に挑戦してやってきたんですけど、世界を周れば周るほど日本の凄さに氣付くんですね。日本の皆さんの技って、本当に世界で断トツに一番だし、それを全然自慢しない凄さも断トツに一番。こういう貴重な宝をぜひずっと傳え守っていただけたらなと』

 職人さん・作家さんが自慢しないので、私のような第三者が、傳え手・繋ぎ手として、「宝は足元に在る」、「本当にすごいですよ~!」と叫び続けているのです。


夏をエコに快適に過ごす2 視覚で涼を得る

2018-06-20 | ほさか式幸せ生活

 前回は風鈴で聴覚から涼を得ることをご紹介しましたが、今回は視覚です。
以前、「
藍染など涼しげな色や物をみるだけで体感温度が下がる」という実験結果が報道されていました。
 当店では、藍染や涼しげな色柄の暖簾(のれん)やタペストリーを飾ることをご提案しています。普段、戸で閉まっている所の戸を外して暖簾をかければ、目隠しになりつつ風が通るようになり実質的にも涼しくなりますので、一石二鳥です。
 
扇子団扇(うちわ)も、扇げばもちろん涼しいですし、使わない時は扇子立(掛)や団扇立(掛)を使って飾っておけば、インテリアにもなり
視覚でも涼を得ることができます。

日本の伝統文化は本当に素晴らしいですね。
※写真は、大人氣商品の「水うちわ」


命を守る地震対策

2018-06-19 | ほさか式幸せ生活

 昨日、大阪で震度6弱の地震がありました。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。私の関西の知人の方々はご無事だったようでホッとしています。今後、大きな地震が無いよう願っていますが、備えは必要ですね。

 また、改めて地震大国の日本に原発はそぐわないと思う次第です。その度に心配をしなければならないですし、ひとたび放射能漏れなどが起これば、人が住めなくなったり命が失われる危険性があります。リスクの大きさと得られるもののバランスがまったく取れていませんし、安全保障上もメリットよりもリスクのほうが大きいです。

 私の志事としては、かねてより命を守り、怪我を防ぐための地震対策として提案し続けていることが2つあります。

 一つは、倒れない本物の家具を使うこと。
阪神大震災・東日本大震災で、家具の下敷きになって逃げられず、お亡くなりになった方がたくさんいらっしゃいます。家具ひとつで命を左右する場合がある、ということです。

 もう一つは、陶器・ガラスよりも漆器を多用すること、です。
陶器・ガラスの食器が棚から落ちて、足を怪我する方が多い、という事実があります。
本物の漆器は地震対策以外にも、陶器・ガラスと比べ、軽さ・抗菌性の高さ・修理可能など利点が色々あります。

 2点共にご来店いただいたお客様には、品物をご覧いただきながら詳しく具体的にご説明しています。実物を見ないと本物とそうでない物の違いを実感できません。


影山知明さんのお話

2018-06-18 | その他(2021年6月19日以前)

 先日もご案内したように、9月9日の出版記念イベントに『ゆっくり、いそげ』の著者・影山知明さんにお越しいただきます。2017年12月に影山さんがイベントでお話しされた内容が下記URLでご覧になれます。
長いですが、とても大事で素晴らしいお話ですし、影山さんがどんな方か知っていただくためにも良いと思うので、よろしければご覧になってください。
 影山さんのようなすごい方に甲府にお越しいただき、ご一緒できること、本当に有難く嬉しく思っています。

「あなたの雇い主は誰ですか?」
http://nextwisdom.org/article/2895/

「資本主義の先の働き方」
「大きなシステムに対抗できるのは、小さなファンタジー」
「植物的経営」
「時間や手間をかけた仕事に触れた時、人の気持ちが動く」
などなど、興味深いお話です。

9月9日 「持続可能な共生循環型社会の創りかた」
https://www.facebook.com/events/181462042512604/


夏をエコに快適に過ごす 風鈴

2018-06-17 | ほさか式幸せ生活

 今は冷房が当たり前ですが、つい数十年前まで冷房は無いのが当たり前でした。
昔はどうやって涼を得ていたのでしょう。知恵と工夫で夏を過ごしていました。打ち水をしたり、体を冷やす旬の果物や野菜を食べたり。五感もうまく使って涼を得ていました。

 まず聴覚でいうと風鈴です。最近は、音や周波数などが體(からだ)に影響を与えることが知られてきましたが、先日、私も人生初めて音叉で體を整える体験をし、効果を実感しました。昔の人は、そういうことがわかっていたのでしょうね。音で涼感を得ることができるのです。
 
 当店では、火箸・南部鉄器・ガラス・陶器・錫など様々な素材の風鈴をご用意しています。
 写真は鍛冶屋さんの手造りの火箸の風鈴で、同じ鉄でも鋳物の南部鉄器とは音色がまったく違います。
これほど違うのか、というほど違います鉄を叩いて鍛えているため、不純物が抜けていくからです。この音色の素晴らしさは、生で聴いていただくしかありません。
 最近では風鈴の音を「うるさい」と言う人がいる、という話を聞きますが、火箸の風鈴は、「F分の1のゆらぎ」の音だそうで、文句を言われないと思います。

 このデザインは当店のオリジナルで、他で買うことはできません。写真には写っていませんが、台もセットで購入することもでき、置き風鈴で使うことも可能です。
お中元にもお勧めです。


幸せを引き寄せる金星星座

2018-06-16 | その他(2021年6月19日以前)

 先日、私の著書のご感想を寄せてくださった(6月12日掲載)、天野令子さんの著書
「幸せを引き寄せる金星星座」(あさ出版)を拝読しました。いくつか印象に残ったことや私と同じ考えが書かれていました。許可をいただきましたのでご紹介します。

・ネガティブ要素が溜まりすぎないようにするには → 8つの「天国言葉」を口ずさむ
・叶えたい望みを叶えるコツ → より、〇をイメージする
天国言葉が何か、と、〇の部分は本を買って(地元の本屋さんで)、読んでくださいね。

「言葉一つで現実は変わる」

「未来を決めているのは、あなた」
「わたしたちにとって、幸せになることは当たり前のことであり、決して特別なことではありません」
 本当にそうですね。

 好きなものに囲まれている時に幸せを感じる、というのも私が提唱している「毎日使う物こそ本物を」、本にも書いた「インテリアの重要性」と通じます。

 私の著書でもお金のことを書いていますが、143頁のお金に関する記述も納得です。

 また、天野さんが素晴らしいのは、前向きに良いと思ったことを「すぐに実践」なさっていることです。これも幸せな充実した人生を送るコツだと思います。私の本もすぐに読んでくださり、すぐに感想を送ってくださいました。その速さに驚きました。思っていてもわかっていても、すぐに行動に移さない人が多数ではないかと感じています。そこが1つの分かれ目ですね。
 他にも同意したところがありますが、あまり書いてしまうといけないので、このくらいにしておきます。

 すべての人がダイヤの原石ですが、輝けるかどうかは、毎日をどういう氣持ちや考えで過ごし、何を選択し、行動し、どう受け止めていくか、にかかっているのでしょう。そのヒントを学べる本だと思いました。
天野さん、良いご本と身に余る私の本のご感想を有難うございました。素晴らしい出逢いに感謝です。


本との出逢いで人生が変わる 11月18日 ※延期です

2018-06-15 | その他(2021年6月19日以前)

 私はいつも「本物との出逢いで人生が変わる」と言っています。有難いことに本物の人・モノ・本との出逢いで人生が大きく変わってきたからです。ただ、その中の「本」なのですが、「本離れ」「活字離れ」ということが言われていて、とても深刻で重大な問題だと考えています。
 私も出版をした立場であり、本を読むことの重要性も傳えていきたいと思っています。そこで、今年(平成30年)の11月18日(日)の午後に読書啓蒙のイベントを甲府市内で開催しますので、ぜひ予定を空けておいてください。大きな挑戦になると思います。
 詳細は追ってお知らせします

※諸事情により延期となりました。また日時決まりましたらお知らせします。

和火師・佐々木厳氏と線香花火「結」が晴耕雨読に

2018-06-14 | その他(2021年6月19日以前)

 サンニチ印刷さんから本日(14日)発行された無料情報誌「晴耕雨読」26号の32~35頁に、当店で応援し続けている和火師・佐々木厳さんと2018年版は当店(甲府店・八ヶ岳店)のみで販売している線香花火「結」が紹介されました。当店で少し部数を置いていますし、山梨中央銀行さんの各支店などで配布されていますので、よろしければご覧ください。

 6月20日(水) に迫りました、佐々木さんが講師の「第2回 本物の線香花火を味わう (制作体験付)」は、あと少し受付可能です。ご希望の方はお早めにお申し込みください。
https://www.facebook.com/events/230413334181092/


JiMOCA

2018-06-13 | 店のこと

 本日13日の山梨日日新聞28面に掲載されたように、当店は6月16日より山梨中央銀行様のJiMOCAパートナーとなります。普通のクレジットカードで支払いをすると地域からお金が失われますので現金払いを推奨してきましたが、JiMOCAは、「地元で循環させる」という思想なので、加盟させていただくことにしました。その点で普通のクレジットカードとは意味が違いますので、山梨県民は普通のカードはなるべく使うのを控え、現金払いができない時は、JiMOCAを使うと良いと思います。


「八方良し」を目指して』のご感想 11 天野令子さん

2018-06-12 | 八方良しを目指して

 先月『幸せを引き寄せる金星星座』を出版された天野令子さんと、先週の朝会で何年振りかでお目にかかり、なんとその日に私の本のご感想を2度!送ってくださいました。出版社から本を出すと当然ですが出版社で広告宣伝をしてくれますが、私の本は自費なので自分で色々とやらないといけないわけで、このように感想を寄せていただけるのはとても有難いです。

 『保坂さん、素晴らしい本をありがとうございます(╹◡╹) 早速読ませて頂きました。 保坂さんとお話ししてるようで、清々しくて、気持ち良くて、素晴らしい本ですねー (╹◡╹)
お父さまとお母さまが亡くなられたこと、知りませんでした。大変でしたよね。
モノもヒトも出来事も、丁寧に、大切に生きることを心がけていきたいと思います。』

 その後、「ブログで紹介するなら、ちゃんと書きます」と送ってくださった2回目が以下です。めっちゃ嬉しいですが、ちょっと褒め殺しかも(笑)。お返しに今度天野さんのご本をご紹介します。

 『わたしが育った時代は、高度経済成長期。使い捨ての時代でした。最新のモノ、たくさんのモノを持つことが豊かであり、みんなが競って「持ちモノ」を増やしていった時代。少しでも安いものを探し、壊れたら直す方が高いから直さずに新しいモノを買い、まだじゅうぶん使えるけれど、より便利なものに乗り換えていく。

 世の中の拝金主義にどっぷり浸かっていたわたしは、そのことになんら疑問を感じていませんでした。今思うと、たしかに、そのおかげで技術は進歩したと思いますが、わたしたちは、モノだけでなく、人に対しても、「使い捨て意識」を持つようになってしまったのではないでしょうか? いつも不安を抱え、なかなか自信が持てず、心が満たされない人が多いのは、そんな一因もあるんじゃないかなぁと思います。

 幸せとは感じるものであり、丁寧にモノと関わることで、モノとともに、幸せを生み出していく。そんなことを教えて下さったのが保坂さんでした。保坂さんの丁寧な生き方に 感銘を受けたわたしは、今すぐ全部は変えられないけれど、何か1つ「本物を持ちたい!」と思い、つげのブラシを購入しました。今思うとちっとも高くないんです。(笑)
でも、6年前のあのときのわたしにとっては、とても高価なものに感じ、すごーーくドキドキしたことを覚えています。

 でも、あれから、事あるごとに、あのブラシにチカラを頂きました。こころがザワザワしていても、髪を整えるとスッとしてくるんです。今は、なぜそうなるか? が少しわかります。本物には、作る人の誇りや伝統、智恵、想い、そんな「幸せを願う気持ち」が込められていて、それを使うときに、受け取ることができるんですよね。だからこそ、穏やかでふくよかな、豊かな気持ちになるんだと思います。そして、そんな気持ちを感じ始めたわたしは、「わたしマメでないし、器用じゃないから、大切にできるモノも人も多くないから、本当に大切なものを大切に生きていこう!!」 と、思うことができたのです。
それまでは、まず、たくさんの人と関わらないと幸せになれないと思っていたんですよね。だから、いろんな人に気にいってもらえるように、背伸びをしたり、自分じゃないものになったり…。自然にしていて心が動く、縁のあるモノや人を大切にするようになろう!! そんな風に生き始めてから、格段と幸せになりました。

 大切なものを大切にする生き方がこの本には丁寧に語られています。
わたしが、つげのブラシから、本当に自分の生き方が見つかったように、この本から、「何かが変わる!」そんな人がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ぜひ、保坂さんの丁寧な生き方に触れてみてくださいませ。』


和服

2018-06-11 | お勧め

 よく和服を着ている女性から伺った話ですが、タクシーに乗る時に始まり、どこに行っても和服を着ていると、優しくしてもらえる」とのことです。女性の和服姿を嫌いな男性というのはいないでしょうから。「和服美人」という言葉があるように、皆美しく見えますよね。着るもので所作も変わるというのもあるでしょう。
 英語が話せなくても、海外で和服を着ていたらモテモテですし、民族衣装が無い国の人からは羨ましがられます。

 写真は、小千谷ちぢみ(麻)の反物。私は作務衣を持っていますが、めちゃくちゃ涼しいです。体感温度がまるで違います。これも日本人の素晴らしい知恵・宝です。


お客様のご感想

2018-06-10 | お客様の声

 昨日ご来店なさったお客様からアンケートにいただいたご感想です。

 『とても丁寧に説明をして頂き商品の良さがとてもよくわかりました。「あ~、ここで買えばよかった!」と思う物がたくさんありました。山梨のすてきなお店の1軒です』

 もうお一人は、魔法の箒をお求めいただいた方で、
『ほさかさんのお店をもっと知ってもらいたいですね』と言ってくださいました。
やはり、「世界最高の日本の宝を多くの人が知らないのは、もったいない」と当店にいらしたお客様は思われるようです。


奇跡的 (ミラクル)

2018-06-09 | 八方良しを目指して

 私の著書『「八方良し」を目指して 日本・山梨を元氣に!』を、
AさんがFBで紹介してくださり→

それをご覧になったBさんが「山梨県外なので本を送ってください」と連絡をくださり→
送るとBさんが読んでくださり、「心が震えました」ということで→
「Cさんに本と枕を贈り物に送ってください」と頼まれ→
Cさん(広島県の方)が本を読んでくださり→
Cさんから「今度保坂さんの店に日帰りで行きます」!!と電話があり→
私「えっ!広島から日帰りですか!?」と驚く→
先日ご来店なさり→
世界最高の究極にエコな品をお求めになる&Bさんに返礼品を購入され→
職人さんも喜ぶ&Bさんが喜ばれ→
Bさんから私に「返礼品、早速使ってみましたが、すごいですね!本当にさすがですね!本物は!」とメッセージをいただき→
私も嬉しい

という奇跡が起きました。皆様に感謝です。

 Aさんも誰かが反応してくれるかもしれない、と思っていたかもしれませんが、
Bさんという方が本を買われるという予想はしていなかったでしょうし、

 BさんもCさんが本を読まれてすぐに私の店に行くとは思っていなかったでしょうし、
Cさんから世界最高の返礼品がいただけると思っていなかったでしょうし、

 Cさんも突然、Bさんからの贈り物が山梨から届き、驚いたようですし、

 私もまったく存じ上げなかったBさんから本をご注文いただいたのも驚きでしたし、
読後に他の方(Cさん)に本を贈り物にしてくださるとも予想していませんでしたし、
Bさんからの依頼でCさんに本と枕をお送りした時も、Cさんがすぐに広島から来てくださるとは予想していませんでした。

一寸先は光。人生って面白いですね。

 小さな行動(FBの投稿)がすごいこと(広島からご来店)を起こす一例かと思い、紹介させていただきました。やはり小さなことでも実践・行動することが大事だと改めて思うのでありました。


田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

2018-06-08 | 八方良しを目指して

 先日ご紹介した渡邉格さんの『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』。
2013年9月に講談社からハードカバーで発売されてから売れ続けていて、講談社+α文庫で昨年3月に文庫化されています。まだの方は、ぜひ読んでみてください。

 私の本の中で、ご本からいくつか引用させていただいていますので、以下に一部を紹介させていただきます。

「低価格は良いことか」(『「八方良し」を目指して』79ページ)

 ここで素晴らしい本をご紹介します。『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」(講談社)』渡邉格さん著、です。以下のいくつかの文章をお読みください。

 『「商品」の「価格」が下がることで、まわりまわって給料までもが下がってしまう。最後に笑うのは、労働者ではなく資本家』と、非常に重要なことが書いてあります。
そう、安物買いをすると自分達の給料が下がるのです。それだけならまだましですが、失業や破産している人もたくさんいます。
 『「商品」が安ければ安いほど、ありがたく感じられる。もちろん売り手目線でも、安くしたほうが売れる、という思いはついて回る。けれどもそれが巡り巡って、労働者の首を絞める』
 『「商品」を安くしようとすることで「労働力」が安くなり「商品」も安くなる。そして今度はそれが「労働力」を安くする・・・。という無限の連鎖にあわせて、「商品」と「労働力」の質が下がっていくのが資本主義の宿命』
 『食品の偽装も、農薬や化学肥料、添加物、F1(第一種交配)や遺伝子組換えのタネも、すべては「安い食」をどこまでも追い求める構造の中で生まれている』
 いかがでしょうか?こういったこともよく考えて、買い物をすることが必要だと思いますし、最終的にどうなるかというと、『低価格品を買うツケは、まわりまわって自分に返ってくる』私も同感です。
(以上、『「八方良し」を目指して』より)

 一般的に、価格を安くすることは良いこと、という風潮がありますが、実際はまったく逆である、ということです。今現在苦しんでいる方には別の救助策が必要だと思いますが、貧困が生まれる仕組みや自ら首を絞めるお金の使い方を変えていかなければいつまで経っても根本的な解決には至りません。一部だけ紹介すると誤解を招きかねないのですが、とても重要なことなので、敢えて紹介させていただきました。
 お金に対する考え方やどう使えば良いか、お金に困らなくなる方法は私の本で述べています。


『「八方良し」を目指して』のご感想 10 家宝にします

2018-06-07 | 八方良しを目指して

 それぞれのご家庭で代々読み継いでいっていただきたい、というのが私の願いですから、本当に嬉しいご感想です。

 『本は、我が家の家宝にします。 親から子へと繋いでいこうと思っています。 本物を見る眼を養うためにも。』


影山知明さん

2018-06-07 | 八方良しを目指して

 先日、9月9日の出版記念企画「持続可能な共生循環型社会の創りかた」で、私と一緒にお話をしてくださる渡邉格さんをご紹介しました。今日は、もうお一人の影山知明さんをご紹介します。
影山さんもご存知の方も多いと思いますが、クルミドコーヒーと胡桃堂喫茶店の店主で、私の本の中で紹介させていただいたロングセラー『ゆっくり、いそげ  カフェからはじめる人を手段化しない経済』の著者でいらっしゃいます。

 2015年夏に拝読した時、素晴らしい内容に感銘を受け、希望の光が差し込んだような氣がしました。当時はまだ胡桃堂喫茶店はオープンしていませんでしたから、その後すぐに西国分寺駅近くの食べログで全国1位になったクルミドコーヒーさんに伺い、本に書いてあることが実践されていて、すごい経営者だ、と思いました。その時はお会いできなかったのですが、フェイスブックでお友達になっていただきました。
 その後本当に驚いたのですが、影山さんが約1か月後に保坂紀夫・竹の造形美術館に突然お越しくださり、初めてお逢いすることができました。興奮してしまい、お忙しいのに、ここぞとばかり日本の匠と美を解説しまくったような氣がします(影山さん、すみませんでした)。
 両親のことと重なり、2号店の胡桃堂喫茶店にはなかなか伺えませんでしたが、先日伺って久しぶりにお目にかかることができました(写真)。
 ご多忙の中、影山さん、渡邉さんにお越しいただけること、とても感謝していますし、ご一緒させていただくのは夢のようで、「願えば叶う」なのかな、と思っています。

 影山知明さんプロフィール

1973年東京都国分寺市生まれ、愛知県岡崎市育ち。東京大学卒業後、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、 独立系ベンチャーキャピタルを共同創業。 総額30億円のファンドを立ち上げ、投資先とリスク/リターンを共有した事業開発に従事。2008年、空き家となった生家を建て替え、多世代型シェアハウス『マージュ西国分寺』をオープン。 1階には、カフェ『クルミドコーヒー』を開業。 2017年には国分寺に、2店舗目となる『胡桃堂喫茶店』をオープン。 NHKテレビ NEWS WEB の第4期ネットナビゲーター。


『「八方良し」を目指して』のご感想 9 指南書・バイブル

2018-06-06 | 八方良しを目指して

 先日、初めてご来店の方が本を購入してくださり、翌日メッセージでいただいたご感想です。

 『保坂さま 本を拝読させていただき、先ほど1度目が読み終えました。
腑に落ちる内容ばかりで、わかりやすく読みやすい端的な文でタイポグラフィにも配慮がされていてとても良い本ですね。楽しく読む事が出来ました。
私自身の素晴らしい指南書・バイブルとして何度も読み返させて頂き、大切にさせていただきます。』


父の日の贈り物

2018-06-06 | お勧め

 今年の父の日は6月17日です。
17日までで当店の営業日は、6月6~9日と14~16日の7日間です。休業日でも前日までにご連絡をいただければ対応させていただきます。
父の日は、毎年悩む方が多いようですが、色々とお勧め品を取り揃えています。

財布・ベルト・キーケースなどの革製品
最高の品質でコストパフォーマンスが良い。丈夫で長持ち。私はベルトを9年間愛用。

2 扇子・水うちわ
夏に向けての必需品。エコな暮らしをお勧めしています。

3 国産いぐさのお昼寝マット
安全・快適・香り良し。

4 檜チップと麻綿の枕
発売開始から大好評です。睡眠に入りやい条件、さらにその後良い睡眠を得る4つの条件を満たしています。

5 笹和紙のTシャツ・靴下(5本指もあり)
1年中快適な画期的な素材。天然の抗菌防臭作用。汗をかいても蒸れにくく、サラサラ。洗濯機で洗えて丈夫です。

6 つげのブラシ
女性に大人氣ですが、男性の薄毛対策にも絶対お勧めです。私も愛用。

7 杉の下駄
これを履いたら他の物を履くのが嫌になります。超ロングセラー。価格もお手頃。3400円と3500円(税別)。

8 竹皮スリッパ
これも他のスリッパが履けなくなります。不思議と冬も温かい。

9 マグカップ・ビアカップ・焼酎カップなど
愉しみの時間が充実。

10 お椀
毎日のお味噌汁が美味しくなり、安全です。食材の安全性以上にお椀は大事です。

11 お箸・スプーン
直接口に入れるので安全性が重要です。マイ箸用の箸袋もあります。

12 木の名刺入
名刺交換の時に話のきっかけにもなります。

番外編
13 「八方良し」を目指して
手前味噌ですが、本を贈るのはどうでしょう。


渡邉格さん

2018-06-05 | 八方良しを目指して

 昨日、フェイスブックでお知らせした、9月9日の出版記念企画「持続可能な共生循環型社会の創りかた」で私と一緒にお話をしてくださるうちのお一人、渡邉格さんをご紹介します。パン屋タルマーリーさん
https://www.facebook.com/talmary/?timeline_context_item_type=intro_card_work&timeline_context_item_source=100004515245034
オーナーシェフで累計約4万部のロングセラーとなっている
『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』の著者でいらっしゃいます。『「八方良し」を目指して』の中で、本を紹介させていただいています。

 実は、格さんの本は買ってあったのですが、母が急逝した頃でドタバタしていて本棚で眠っていました(格さん、すみません)。ところが、ある方がフェイスブックで本を勧めていらしたのを見たので、「これは早く読みなさいということだ」と思い、読んでみると予想をはるかに超えた素晴らしい内容で、私の考えていることが書いてある!と大感激していたところ、なんと格さんが講演をなさる、という記事を偶然またフェイスブックで見つけたのです。「これはまた行け、ということだな」と思い、店の志事の出張と合わせてお話を聴きに逢いに伺い、幸いにも色々とお話をさせていただくことができました。
 昨年は島根出張の途中で鳥取県智頭町に立ち寄らせていただき、念願のタルマーリー訪問を果たし、麻里子さんともお逢いできました(写真)。そして、その時にタルマーリーさんでも信じられないような奇跡の別の出逢いもあり、その方は甲府の店に後日来てくださることになります。一歩踏み出すかどうかで未来が変わる。本当にご縁って不思議だな、って思います。

 座右の銘「本物との出逢いで人生が変わる」は、私の人生の実体験から生まれた言葉ですが、それは人・モノ・本との出逢いです。今回もまず本と出逢い、格さんと出逢い、人生は確実に変わりました。皆さんにもぜひ9月9日に格さんと出逢っていただきたいと思っています。

 渡邉格さんプロフィール
1971年生まれ。東京都出身。23歳のとき、学者のお父様とともにハンガリーに一年間滞在。農業に興味を持つようになり、千葉大学・園芸学部園芸経済学科に入学。在学中、千葉県三芳村の有機農家で「援農」を体験。「有機農業と地域通貨」をテーマに卒論を書く。卒業後有機野菜の卸売販売会社に就職、そこで妻・麻里子さんと出会う。31歳のとき、突如パン屋になることを決意。2008年独立して、千葉県いすみ市で「パン屋タルマーリー」を開業。2012年2月、岡山県真庭市勝山で再オープン。現在は鳥取県智頭町で営業。


日本は世界の憧れ

2018-06-04 | その他(2021年6月19日以前)

 私の本の中で、「海外に憧れる時代は終わり、日本が世界の憧れになる」という章がありますが、テレビ東京の素晴らしい番組「和風総本家」で以下のように、まさにそれ、という内容が放送されました。
 
 
ニューヨーク生まれのアンドリュー・マンカベリさんは、子どもの頃、「影武者」など日本映画を見て鎧に魅了され、名人・三浦公法氏のもと8年間修業し、甲冑師になりました。
以下に彼の言葉を紹介します。

 「日本の美術の素晴らしさは世界一だと思う。甲冑はそのすべての技術を使っている。革・漆・鉄・柔らかい金属・組紐・生地など色々使っている。だから日本鎧は一番素晴らしい。西洋鎧とは全然違う」

 1つの鋲を手造りで8時間かけて作る。
「すべて同じものに見えるなら手造りではない。美しくなくなるんですね」
「日本の文化の素晴らしさを守りたいからやっている。一度消えてしまうと無くなる。跡継ぎが欲しい。目的は将来のため。日本の美術を守る。保存する。仕事を作る。他の職人のためにも」

以上です。
「宝は足元に在る」。日本の宝を大切しましょう。

『「八方良し」を目指して』のご感想 8 素直に尊敬

2018-06-03 | 八方良しを目指して

 先日、「入社3年目の心得」の著者・堀田孝治さんが、初めて来店してくださり、私の本や椿油などをお買上げいただきました。「入社3年目の心得」は素晴らしい内容で、いずれ詳しく紹介したいと思っていて、皆様にもお勧めです。
 早速本を読んでくださり、ご感想を寄せてくださいました。以下に紹介させていただきます。素晴らしいご縁をいただくことができ、感謝しています。

 『「八方良し」を目指して、を拝読させていただきました。
 先にお店で体感させていただいたので、とても立体的に感じることができました。仕入れという変動費がかかる中で、実践、体現なさっていること、素直に尊敬致します。
椿油、とてもいい感触を得ています。私が授かり、西洋医学で悪化させてしまったアトピーですが、この玄米菜食を中心にした自然治癒力で治した暁には、その経験も本などで分かちあえたら、と考えています。 また、お店に寄らせていただきます。』
(実名での掲載を許可いただいています)

 身に余るお言葉で恐縮していますが、大変嬉しく思っています。店にいらしてから本を読んでいただくと、よりわかりやすい、傳わりやすいと思います。逆に先に本を読まれてから、初めて来店されると「そういうことね」と腑に落ちるようです。


日本の傳統はすごい!6〔いぐさ編 6〕

2018-06-02 | ほさか式幸せ生活

10 抗菌性が高い
13 フローリングに比べ、ホコリが舞い上がらない

 
 この2点は、意外にご存知ない方が多いのではないかと思います。

14 外国製のいぐさ製品と違い、安全

 
 10・13の2点と合わせ、国産いぐさは、赤ちゃんや小さいお子さんがいらっしゃる方にも最適と言えます。危険性が高い安物を使い病氣になるのが一番高くつきます。

11 環境にやさしくエコ

12 節電でき、経済的
 
 環境にもお財布にも優しい国産いぐさ。以上14点の嬉しいこと、素晴らしい宝が日本=足元にあるのですから、使わないのはもったいさなすぎます。まさに「八方良し」の商品で、暮らしに取り入れることをお勧めいたします。

 当店では、いぐさのラグ(茣蓙)・置き畳・お昼寝マット・玄関マット・座布団・衝立・ロールスクリーンなど取り揃えています。ラグは非常に多種の色や柄があり、写真でお選びいただけます。置き畳もカラフルな色からお選びいただけますので、和風でも洋風でも合う物をご用意しています。(写真は置き畳を9枚=4畳半分置いています)


日本の傳統はすごい!5〔いぐさ編 5〕

2018-06-02 | ほさか式幸せ生活

8 吸音効果
 アパートやマンションでフローリングだと、お子さんがどたどた走り回ったりすると、音が響いて「下の人に迷惑じゃないかな」などと気になりますね。いぐさのラグや置き畳を敷くと、音が響かず気になりません。赤ちゃんが転んだ時にも、フローリングはドン!と音がして痛いですが、いぐさのラグや置き畳だと音も静かで痛くありません。
特に国産いぐさは、無数の空気層が音を吸い込んでくれてクッション性も高いので、なおさら効果的なのです。

9 丈夫で長持ち
 現在は外国製が圧倒的シェアをもっているので、
いぐさ製品は、
・硬くて足がしびれる
・何年ももたずにボロボロになってしまう
・古くなると黒っぽい茶色に変色してしまう
というイメージをお持ちの方もいらっしゃるようです。これは偽物です。

 日本のいぐさと中国のいぐさの断面を顕微鏡でみますと、まったく違う物ということがよくわかります。(当店でその写真をご覧になれます)
健康な土で育った日本のいぐさは先まで中がぎっしり詰まっていますので、まず草自体が丈夫で弾力があり、コシと艶があります。
店で扱っている品は、面積あたりに使う草の本数や織りの技術も違いますし、土づくり、草の栽培、選別、織り、天日干し、表面をヘチマでこすりあげる仕上げまで、すべて九州で顔の見える職人たちが行なっています。
 冬に苗を植え、夏に刈り取ります。
収穫後は、長さ別に分けて切り揃え、何度も選別を繰り返します。中太で径が揃ったものが選ばれます。膝の上に広げたり、筒に立てて扇のようにして、1本づつ人の目と手で折れや傷のあるものをふるい落としてから織機にかけます。機械化する部分があっても、職人の気配りといぐさを見る目が大切なんですね。
 そして、古くなっても飴色になるのが、いぐさ本来の美しさなのです。

実際にお使いいただくと、丈夫さ・心地よさ・肌触り・弾力性・香り・見た目など、外国製品とはまったくの別物というほどの大きな違いを実感できます。


飲食店で思うこと 2

2018-06-01 | その他(2021年6月19日以前)

 2つ目も冷え関係です(笑)。これからの季節、冷房で寒いお店がけっこうあります。
なので、「寒いのでエアコンを弱くするか、風が当たらないようにしてもらえますか?」とお願いすることになります(本当は消してもらいたいのですが、一応遠慮しています(笑)。+なるべく風が当たらない席に座るようにしています)。そういう状況を踏まえ、普段夏は下駄に素足ですが、靴下を持っていったり長袖を用意していっても寒いことも多々あります。お店としては「暑い」という苦情を避けるためだと思うのですが、夏に寒いのは異常だと思います。
 当たり前すぎることですが夏は暑く、汗をかきながら食べるのが普通で、本来は「暑い」と言われたら、「これぞ夏の暑さですね」で終わる話だと思うのです。ご商売ですから、自分の店だけ冷房を弱くすると、次から来てもらえない心配があると思いますので、規制を作ってメーカーが冷房の設定温度は例えば26度までで、25度以下には設定できないようにしたら良いのではないかと思ったりします。
 1年中冷暖房どちらかを必ず入れる、というのも異常だと思っています。エアコン無しで丁度いいな~、という気候でもどちらかが入っていることがあちこちで見受けられ、「電氣もお金ももったいないな~」と思います。
今日の話は飲食店にかぎらず、公共施設や電車などでも感じていることです。
 
 毎年店でご提案していますが、日本人は五感や知恵を使って涼を得てきました。先人に倣い、機械に依存し過ぎずに暮らしていけたら、と考えています。声を大にして言いたいのは、「扇子や団扇を持たずに「暑い」と文句を言うのはやめましょう」ということです。欧米と違って、扇子と団扇という強力でエコな武器を日本は持っているのですから。
 海外に行く時も夏は必ず扇子を持って歩き、「日本では皆扇子を持って、節電をしているのです」と言えば、「日本人は素晴らしいですね!」と尊敬されるでしょう。


日本の傳統はすごい!4〔いぐさ編 4〕

2018-06-01 | ほさか式幸せ生活

 今日も国産いぐさの素晴らしさの続編です。
5 リラックス効果

6 集中力UP
 いぐさには、森林の空気に存在する「フィトン」という物質が含まれていて、「室内で森林浴気分」が味わえます。他にも、「バニリン」という成分も含まれており、バニラエッセンスの香りです。
これらにより、リラックス効果があり、それによって集中力をUPさせたり持続させる効果があることが、北九州市立大学の森田准教授の研究でわかっていて、
「学校や塾、子供部屋に畳(国産いぐさ)を導入することをお勧めしたい」と仰っています。
 和室に改造するのは大変ですから、置き畳(写真)かラグを使っていただくと良いと思います。置き畳は、軽くて移動や持ち運びが簡単で、レイアウトも自由です。

7 気持ちがいい感触

 いぐさは、綿の約2倍の吸湿性・放湿性を持っているので湿気や汗を吸ってくれます。だから、さらさらとしていて気持ちがいいのです。
 また、表面が皮膚に丁度良い刺激を与えてくれるので、ずっと触っていたいような独特の手触りが生まれます。この感触は、日本のいぐさと中国のいぐさでは、大きな違いがあります。植物自体も違いますし、織りに使う本数や技術も違うからです。


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