手間ひまをかける3 10年やって一人前

2019-10-23 | 八方良しを目指して

 昨日書いたように、世界最高のモノを創るには、制作自体に手間ひまと時間がかけられていますが、本物を創れるようになるまでにも手間と長い年月がかかっています。
「10年やって一人前」という言葉がありますが、長年修業をして経験値を高め、職人技を身につけていくわけです。料理の世界などでも同じでしょう。
 ところが現代はすぐに結果を求めます。1年で結果が出ないとやめてしまったり、駄目だと思ってしまったり。どの分野でもそんなに甘いものではないでしょう。もちろん向き不向きもあるとは思いますが、根本的なところが間違っていなければ、10年本氣でやると必ず結果はでると思います。ただ、10年辛抱できる人・待てる人が少なくなっているのでしょう。
 でも、流行や「にわか」などではなく、優れた結果を残し続けている人は、長年継続している人です。

戻る