人が変わる時「狭く深く」 長崎講演記5

2019-05-05 | 八方良しを目指して

 今回の長崎講演の後に、「明日から仕事への取り組み方や暮らし方・考え方、買物の仕方が変わってくると思います」と言ってくださった方、私が持って行った品物を購入され、「使ってみますね」という方がいらっしゃいました。また、私の本を読んで、「地元のお店を利用するようになりました」とか、「ネットで本を買うのを止めました」とか、行動を変えてくださった方もいらっしゃいます。日本や地域を元氣にする、日本人=私たちが幸せに生きていくためには、一人一人の実践が重要なので、上記のように動いてくださるのは一番嬉しいことです。
前に書いたように、主催のちゃまさんも移住して1年もたたないのに、長崎の方々の人生を変えていました。
 常々、「本物との出逢いが人生を変える」と言っていますが、ちゃまさんの生き様が本物だ、と思ったから、長崎の方々が動いているのだと思いますし、当店の職人さんの品物が本物だから、「使ってみよう」とか、「本を読んでみよう」と思われるのだと思います。
 よく、「人を変えることはできない」という言葉を聞きますが、「生」で本物に触れた時に人は動くのではないかと思います。
 真の本物が持っている力はすごい!と何度も感じています。

 何千人集まった、とか何万部売れて、「凄い!」と言われるイベントや本がありますが、何千人集まっても、その時だけ「楽しかったね」で終わったり、本も何万部売れても「面白かった」だけで終わり、翌日からはまた皆同じ生活になるとすれば、私の志事の目的とは違います
 集まるのが10人でも参加した方の、本も100部でも読んだ方の、生活や生き方・暮らし方が変わったら大成功です。だから、私の講演会は少人数のほうが向いていると思っています。深く伝わりやすいからです。
 「広く浅く」ではなく、「狭く深く」。ちゃまさんが、「数ではなく、質」と仰った、その通りです。

 昨年は、力不足で一部の方にすごい誤解を受けたお話会もあったので、私も本物になれるよう精進していきます。

※写真は本場の「長崎ちゃんぽん」。ちゃまさんのご案内なので、当然有名チェーン店ではなく個人店で美味しくいただきました。洗面器みたいな大きな器!でした。


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