「初めてづくし」 長崎講演記3

2019-05-03 | 八方良しを目指して

 私の講演は、日本の物造りの素晴らしさを知っていただくために、いつも品物を持っていき、実際に実物を見たり、持ったり、触ったり、使ったりしていただきます。そうしないと体験・体感できないからで、参加者の方の理解度や興味の持ち方がまったく変わってきます。
 普段の講演は車移動なのでたくさん品物を積めますが、今回は長崎ということで飛行機でした。九州で開催だったのでスーツケースで品物を運ぶのも初めてで、どの位持っていけるのか不安がありましたが、詰めてみると予想以上の量が入り、自分でも驚きました(写真)。ご参加いただいた皆様も、「これ全部スーツケース1つで持ってきたのですか?」と驚いていました(笑)。
 今回は同じ場所で懇親会でしたので、これも初めてですが、私が3年使っている究極のスプーン(輪島塗・現在3ヶ月待ち)を食事の時に順番に使っていただきました。
『「八方良し」を目指して』に書いたように、「人は未体験のことは正しく想像できない」ですし、「体験・体感が大事」なのです。皆さん、真の本物とそうでない物の圧倒的な差を感じる人生の体験をなさったと思います。


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