「本を読むだけで脳は若返る」2 スマホ・タブレットは脳の発達を止め、老化を促す

2024-03-28 | 社会評論

前回に続き、上記題名の本のご紹介をしていきます。
読むと、健康な子どもにマスクをさせるのと同様デジタル機器を使わせることは、虐待に近いことではないかと思います。電磁波の問題も合わせると、18歳まで、最低でも15歳まで、スマホ・タブレット・携帯は使用を禁止したほうが良い、と考えています。


スマホ・タブレットを使いネットに毎日接続している子ども達の多くは、脳の一部で発達が止まっていた

スマホ・タブレットを毎日長時間使っている子ども達は、脳の発達が抑制され、学習しても学力を高めることができない

「一番の悲劇はリスクを知らないこと」

「子どもにスマホ・タブレットを持たせることは、学力だけでなく、感情・認知機能・身体機能にも負の影響を直接的に与えている。このことは学術的に証明されている。」

楽をすれば、頭も身体も衰える。衰えた脳で学んでもあまり成長できない。実に簡単なこと。

私達は今、スマホを常に身につけ、少しでも時間があくと手に取り、忙しくても画面を見続けるようになっていないでしょうか。人間関係や買物、手続き、娯楽、学習など多くの活動をスマホでするように習慣化されつつあります。この先、私達の脳はどのようになっていくのか。正直、大きな社会問題になるのではないかという危機感。」

(使っていなくても)スマホを持っているだけで、授業中の注意力や理解度が極端に低下すること、睡眠にも割く影響を及ぼすことを示した論文も多数。睡眠の質が低下したことによる感情や認知機能、心肺機能全般などへの悪影響を明らかにした論文もある。

「全く同じものを読んでも、紙の本とデジタル機器で読んだ時では語彙の習得や文章の理解、応用力の習得が異なり、紙の本で読んだ時のほうが明らかに優れている」

「TVやDVD、動画で学習しても思考の脳の活動が低下するので、学習効果はあまり期待できない

スマホやタブレットでネットを積極的に使うと、脳に悪影響を及ぼす。依存傾向が強い学生達の脳に老化のサインが出ている。自尊心が低い、不安・抑うつ傾向が高い、共感性や情動制御能力が低い、傾向。脳にダメージが蓄積されていく。

「脳は鍛えることが重要ですが、脳を使わなくなると、どこまでも集中できない脳になっていく。スマホ・タブレットは、脳の発達を止め、脳の老化を促す一方で、読書は脳の全身運動になる」

「スマホの使用時間を減らし、読書の時間を確保することが、私達の脳、とりわけ子どもの脳を守る」

「スマホ・タブレットをベビーに使い始めた子ども達は、その翌年から極端に学力が下がった。逆に利用時間が短くなった子ども達は、翌年から学力が上がりだす


「本を読むだけで脳は若返る」 川島隆太著 スクリーンの悪影響の大きさを知らないのが危険

2024-03-27 | 社会評論

私と同志で運営している「ほんもの寺子屋」では、それぞれに複数の理由があり、読書を推奨し、デジタル機器をなるべく使用しないようにしています。私自身もスマホは使わず、ガラケーなのは以前にも書いたとおりです。
今回ご紹介する上記題名の本は、読書の利点とスクリーンの危険性、両方が書かれています。

マスク・〇〇〇〇の危険性・弊害は段々知られてきて止める人も増えましたが、ネットに接続されたスマホ・ダブレット・PC・ゲーム(スクリーン)の危険性とその大きさ(酒やタバコよりも危険と書かれています)はほとんど知られていないので、親や大人が止めようとしないという点においては、マスク・〇〇〇〇よりも危険な状態=スクリーンの悪影響の大きさを知らないので、親や大人が止めようとしないのが危険、と言えるでしょう。

以下の抜粋を見ればわかるように、義務教育でギガスクールなどデジタル化を推進しているのは、マスク・〇〇〇〇とまったく同じく、日本の子ども達にとって危険な選択だと思います。
寺子屋が必要な理由の1つです。

※ほんもの寺子屋は、生徒(小中学生)・ご寄付募集中
http://www.hosaka-n.jp/art/7175.html

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「スマホ・タブレットの利点だけを強調する社会の空気感には危うさを感じずにはいられません。脳の発達が抑制されたり老化が早まったり、精神的な問題が生じたりするリスクを伝えないのは、子ども達の将来を奪ったり、未来の社会を作る人達の力を落としてしまうことにならないのでしょうか。」

「山ほどある論文で、リスクが示され、学術の世界ではすでにその危うさが常識になっているのに、現代の社会はまるで「スマホ・タブレットがないと生活できない」と人々を洗脳しているようです」

「スマホ・タブレットを使うとどのようなことが生じるのか、この認識を脳科学のデータも含めて社会が広くもてば、小中学生の生活にスマホ・タブレットは不要だろうという結論に達するはず。
子どものスマホ・タブレットの使用は、社会の未来を失わせる点では酒やタバコの比ではありません。」

「教育にデジタル機器を取り入れるよりも、「寺子屋」で実践されていたような伝統的な教育法(音読・手書き・計算問題を繰り返し解く)を見直したほうが合理的」

「日本の伝統的な教育法は、脳科学的な観点からも理にかなっている」


デジタル機器の危険性

2024-02-22 | 社会評論

「3S政策」をご存知でしょうか?
GHQが日本占領下で行った大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民化政策で、そのうちの一つがscreen(スクリーン=映像鑑賞)です。もう一つのsport(プロスポーツ観戦)に嵌って、より大切な政治に無関心になった人も多く、見事に成功したと言えるでしょう。
screenは当時は映画でしたが、今は、テレビ・スマホ・ネット(ユーチューブ・SNSなど)・ゲームとなり、愚民化されるだけではなく、依存症や中毒・電磁波被害など、さらに悪影響が大きくなっています。
小中学校では、タブレットなどデジタル化・ギガスクールが推進されていますが、学び方としても心身両面の健康、健全な成長に問題があると考えており、私が代表の寺子屋では原則としてなるべく使わないようにしています。私自身もスマホは持っておらず、ガラケーです。

マスクや〇〇〇〇接種は、だいぶ危険性が知られてきたと思いますが、デジタル機器の悪影響については、危険度が高いにもかかわらず、それほど知られておらず、中毒や依存症になっている人も多いようで、特に赤ちゃん・幼児・子どもには危険が大きく、非常に深刻な状況だと考えています。

他の分野同様、この問題についても日本の規制は緩く、私達の健康や安全よりも企業の利益優先な政策となっています。以下に、3つの本をご紹介しておきます。
子ども達がデジタル中毒・依存症にならないようにどうするか、なった時にどうしたらよいか、を大人が考え、対策を行なう必要があると思います。子どもが依存症になった時に、改善させる組織や施設などあるのでしょうか。

戦後は何でも電化してきたわけですが、すべてをデジタル化した時に、電氣が使えなくなったらどうするか、危機管理も考えておく必要があります。オール電化住宅は、停電したらお手上げでしょう。

当店では、なるべく電氣を使わず、依存しないエコな暮らし方を提唱しています。
暖かく電氣毛布やアンカ、布団乾燥機も空氣清浄機も不要な「奇跡のベッド」・「0円暖房の椅子」、作る時も使う時もエコで長年ゴミにならない究極のエコ「魔法の箒」、除湿器・加湿器・空氣清浄機の機能を持つ「国産いぐさ」の品々など大人氣です。

下記の本に書かれている問題だけではなく、デジタル化はワクチンパスポートなど超管理社会構築の手段でもあり、その意味でも危険性があります。

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「スマホ汚染(電磁波放射線被爆)から赤ちゃん・子どもを守る」古庄弘枝著 鳥影社

・胎児や赤ちゃんの近くではスマホはオフに 胎児が「全身被爆」しています
・大人が電磁放射線の有害性に無知では、子どもを守ることができない
・電磁放射線の影響は幼ければ幼いほど受ける
・幼児にスマホや携帯電話を使わせない
・スマホから出ている電磁放射線は国際がん研究機関が「発がんの可能性がある」と認めた発ガン性物質で、脳の「学習・記憶」に関わる海馬を傷つける
・16歳以下の子どもは携帯電話をつかうべきではない(ロシア・アイルランド)。インドは禁止
・細胞分裂が活発な組織ほど、遺伝子配列が正常でなくなるなど深刻な悪影響を受ける
・起きている時より寝ている時のほうが、より悪影響を受ける。寝ている時に近くに携帯やスマホを置くのは危険
・IH調理器 妊娠中は胎児を傷つけるので使わないことをお勧めします。幼児の頭が近くに来るのも避けましょう
・電気毛布・電氣カーペット 温めておきプラグを抜いて使いましょう
・スマート家電 小さな子どものいる家庭で使うのはとても危険。通信機能のない家電がお勧め
・イライラ、不眠、頭痛、耳鳴り、筋肉痛、記憶力減退などは、電磁放射線の非熱作用によるもの
・仙台市の丸山修寛医師
「電磁波が原因で何らかの病氣になっている人や電磁波で治りにくくなっている人は、病氣全体の9割」「「電磁波が、がん、アトピー、うつ病、不眠症、リウマチなどの原因」「病氣を治すには、電磁波の害をなくすことが不可欠」
・世界一緩い日本の電磁波放射線規制値
・携帯電話やスマホの電磁放射線は、「生命の誕生」そのものを阻害し、死に至らしめる可能性をもっている
・性器の近くのポケットにスマホなどを入れるのは、不妊の大きな原因になる
・学校が電磁放射線でどんどん汚染されている 欧州では学校敷地内での無線LANは禁止
幼・保育園、小学校近くの基地局は撤去を
・近距離に基地局がある場所に住んでいるなら、すぐに転居を 高圧送電線から300M以上、離れた場所に住む



「スマホ社会が生み出す有害電磁波 デジタル毒」 内山葉子著 ユサブル
・デジタル毒の体への影響 ①熱作用 ②刺激作用 ③非熱作用
・静電気 血流が悪くなる
・ブルーライト(スマホ・テレビ・タブレット・ゲーム・LED) 視力低下、眼精疲労、肩こり、頭痛、集中力欠如
・今のデジタル系アプリ(特にSNSやゲーム)は依存させ中毒を起こすシステムがうまく構築されている
・デジタル中毒に陥ると脳へのダメージは計り知れない。血流の低下、神経細胞への問題、シナプス形勢のトラブル、ホルモンバランスの異常、NMDA受容体への影響など多用なダメージが考えられる
・中毒になってしまうとやめるのは本当に大変で、脳を壊し、人間性を壊す
・日本小児科学会では子どもに対してデジタルに接する時間を制限している
・金属を使用しているベッドは使わない
スプリング式のベッドは捨てましょう。コイル状のスプリングは帯電しやすいから。睡眠時間はとても重要。長年続く影響を考えると、安全な寝具を選ぶことが大事
・電氣カーペットや電氣毛布は使わないように
・IHはデジタル毒を発生させる。オール電化にしない



「スマホ脳」アンデシュハンセン著 新潮新書
・SNSなどの企業の多くは行動科学や脳科学の専門家を雇っている。アプリが極力効果的に脳の報酬システムを直撃し、最大限の依存性を実現するために。金儲けという意味で言えば、私達の脳のハッキングに成功した。
・IT企業のトップは子どもにスマホを与えない
・スマホは、ポケットに入っているだけで集中力を阻害する
・スマホと一緒にいる時間が長いほど氣が散る
・ストレスとスマホの使用過多には関連がある
・スマホがうつになる危険性を高めるのは明白
・スマホが及ぼす最大の影響はむしろ「時間を奪うこと」で、うつから身を守るための運動や人づきあい、睡眠を充分にとる時間がなくなることかもしれない
・夜遅くにスマホを使うと影響が大きい、眠れなくなるだけではなく、眠りの質も落ちる
・衝動にブレーキをかける脳内の領域は、子どもや若者のうちは未発達
・若者のほうが依存症になるリスクが高い。アルコールを早くに覚えるのを規制しているのはそれが大きな理由なのにスマホをもたせることには誰も懸念していないようだ
・小児科医の専門誌「Pediatrics(小児科学)」も、普通に遊ぶ代わりにタブレットやスマホを長時間使っている子どもは、のちのち算数や理論科目を学ぶために必要な運動技能を習得できないと警告している
・よくスマホを使う人のほうが衝動的になりやすく、報酬を先延ばしにするのが下手。
報酬を先延ばしにできなければ上達に時間がかかるようなことを学べなくなる。ある音楽教師は「今の子どもは即座に手に入るご褒美になれているから、すぐに上達できないとやめてしまう」
・子どもも大人もスマホによって学習を妨害される
・身体を動かすと心が健康になる。すべての知的能力が、運動によって機能を向上させる。集中できるようになるし、記憶力が高まり、ストレスにも強くなる
・身体を動かしたことで子ども達はよく学び、態度も落ち着く。集中できるようになり、衝動的な行動が減った。




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