日本の傳統はすごい!〔いぐさ編 1〕

2018-05-29 | ほさか式幸せ生活

「和室に入るとホッとする」という方も多いと思います。
畳に使われている植物は「いぐさ」ですね。

 近年は、中国産のいぐさを使い中国で製作された品が圧倒的多数です。
顕微鏡で断面図を見ても明らかですが、日本のいぐさとは植物の性質自体がまったく違いますし、丈夫さや織り上げる時の使用本数なども違います。

今日からご紹介する「いぐさ」についての話は日本産のいぐさについての話です。
国産いぐさを使うと、嬉しいことがいっぱいです。

1 調湿機能
2 空気浄化作用
3 消臭効果
4 夏はひんやり、冬暖かい
5 リラックス効果
6 集中力UP
7 気持ちがいい感触
8 吸音効果
9 丈夫で長持ち
10 抗菌性が高い
11 環境にやさしくエコ
12 上記のような特徴から節電でき、経済的
13 フローリングに比べ、ホコリが舞い上がらない
14 外国製のいぐさ製品と違い、安全

 こんなに嬉しいことがいっぱいなのに、戦後から和室はどんどん減っていきました。
日本のいぐさの素晴らしさに気付いた人は、フローリングにラグや置き畳を敷いて、気持ちが良く、健康でエコな暮らしを始めています。欧米と違い高温多湿になる日本では、じゅうたんよりも、いぐさ(置き畳やラグ)がお勧めです。
「いぐさ」という植物を部屋に取り入れたのは大発明。
日本人って本当にすごいです。「日本人が日本のいぐさを使わない」のは、もったいない。
ここでも「宝は足元にある」のです。


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