日本は資源大国3 職人と匠の技

2018-09-20 | 八方良しを目指して

 9月16日の記事で「目に見える物だけが資源ではない」と書きました。日本は職人の国。世界最高の物を作り出す職人=人も世界に誇る資源ですし、職人の匠の技、技術力も資源です。

 今日からうちの店で展示会が始まり、職人さんが手造りで制作している家具を色々とご覧いただけて、その中で桐箪笥もご紹介しています最近は各地で水害や地震が多発していますが、本物の桐箪笥は、

1 まるまる水に浸かっても中の物は濡れない
2 阪神大震災でも倒れなかった (もちろん理由があります)
3 火事で外は丸焦げになっても中の物は燃えない

という驚くべき利点(他にも調湿防虫などたくさんの優れた点あり)があり、日本の誇りと言えます。
 
職人が匠の技で世界最高の桐箪笥を生み出しているのです。
 
 ただ残念なことに桐箪笥に限りませんが、今はまがい物、「本物」と謳った物、が非常に多いので、注意をしていただきたいです。規制が厳しくなった住宅と違い、家具はいまだに危険性が疑われる化学物質(ホルマリンなど)が揮発している物があったり、職人さん曰く、「一般の方がわからないところでごまかしている物や、こんなひどい作りの物を売って心が痛まないのだろうかという物が蔓延している」とのことです。

※写真は、焼桐のベビー箪笥


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