『「八方良し」を目指して』のご感想 3 幸せな氣分になる本

2018-04-23 | 八方良しを目指して

 ご承諾をいただいた本のご感想(東京都・女性)を紹介します。
 
『保坂様

 昨晩、やっと久しぶりに時間にゆとりができましたので著書を一気に拝読しました。
とても良い本をありがとうございました!心に響く言葉ばかりでしたが、

〉(海外で)英語ができなくても尺八が吹けたら大ヒーローです。英語を教える暇があれば、まず日本のことを教えましょう。

と言う一文にはハッとさせられました。

 私は日本画家ですが、美術関係者ではない同世代の人に「専門は日本画です」と言うと、殆ど毎回「日本画ってなんですか?」と聞き返されます。日本画で扱う岩絵の具のことを説明しても、学校で教えないから見たことも聞いたこともない方が多く、うまく伝わらないことがあります。このようなことは異常なことだと常々思っておりましたが、尺八の例は日本教育の異常性を分かりやすくまとめてくださっていて大いに納得できるものでした。

また特に心に響いた一文は
〉自然素材の本物は使えば使うほど綺麗になっていきます。買った時はまだ未完成で、使い手が仕上げるのです。

という言葉です。
去年八ヶ岳店で商品を紹介してくださった時には、お恥ずかしながらお値段が気になってただ説明を聞いているだけでしたが、その後ジワジワとこの本質を理解できるようになりました。今ではあの時に紹介してくださったものたちが気になって仕方ありません(笑)。
また、保坂さんは「本物は人を幸せにする」とよくおっしゃってますが、去年購入した日田の下駄は大のお気に入りで、足裏が感じる素材の心地よさは履いている間中、自分を幸せに感じさせてくれます。そして今回、保坂さんの本を読んでいて本を持っている指先に伝わる紙の感触が日田の下駄と同じように心地よい事に気付きました。文字の大きさや文体も読み手に優しいし、内容も読み進める程に心がワクワクしていくようなものでしたので読後はすっかりリラクゼーションを受けたような幸せな気分になっておりました。

最近心がギスギスするような時間に追われる日々の中におりましたので、自分の生き方を見直すキッカケにもなりよい時間を過ごすことができたと感謝しております。

今度は甲府店の方にもお伺いできたらいいなと思っております。ご両親を亡くされて大変な中にいらっしゃると思いますが、お体には気をつけてくださいね。
友人にもこの本を紹介します。』

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