山梨新報に掲載されました

2019-02-17 | その他

 一昨日2月15日(金)の山梨新報に、私を取材してくださった記事が掲載されました。
山梨新報は、約6万7000部発行されていて、山梨で全国誌を取っていると毎週金曜日に新聞と一緒に届きます。
 毎回様々な分野の方が、「親の教え」について話すという企画で、今までこういう取材は受けたことがなく、どんな記事になるのか少しドキドキしていました。山梨新報社さんに許可をいただいたので写真を載せておきます。
 今回良かったのは、母・保坂英美子のことも書いてくださったことです。今まで、歌人だった祖父や竹の造形作家だった父のことは何度も取り上げていただいたいことがありますが、母のことはほとんどありませんでしたから。
 母は、祖父・父・私と3世代の男を支えてくれた偉大な人でした。母なくして、父はあれだけの竹の作品を残すことはできなかったでしょう。馬鹿がつくほど真面目で朝から晩まで店と家事と働いていました。私が子どもの頃、店を始める前は内職をやっていたこともありました。1982年5月の創業から亡くなる前日まで34年3ヶ月、コツコツと積み上げてきてくれたお蔭で、「継続は力なり」、今も店を続けていけています。
 記事にもあるように、店が忙しくなり、母に負担をかけすぎていたのが突然の死の原因の1つだと思いますので、今でも申し訳ない氣持ちでいっぱいで胸が苦しくなりますが、「覆水盆に返らず」で時は戻せません。反省と学びを活かして進んでいこうと思います。
 母は突然亡くなったので、お別れの言葉も感謝の言葉も傳えられませんでした。もしタイムマシンがあれば、心から「長い間、本当にありがとうございました」と言いたいです。


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