残留農薬ポストハーベスト

2019-11-07 | その他(2021年6月19日以前)

 昨日の記事で「安い肉・お菓子は危険」(輸入小麦の問題)と書きました。
学校給食でこういう危険なものを出しているのは大問題だと思います。
 現代自然派調理研究家 a seed様の以下(フェイスブック)の記事を転載しますので、ご覧ください。
https://www.facebook.com/aseed.jp/posts/3045106225516423

『小麦のポストハーベスト農薬のお話。
 
他の農産物も大体同じような感じです・・・
(レモンなどの柑橘類、バナナ、ジャガイモなど)
  
ポストハーベスト、正しくは「ポストハーベスト農薬」
または直訳すると「収穫後農薬」
  
収穫後に、保存や輸送中に 虫やカビががつくのを防ぐために散布される殺虫剤等 その他 保管中にも使用される薬剤の「くん蒸」なんてのもされますが 今回は農薬の話。
  
他の国ではあまり聞かないのに どうして日本で問題になっているか??
  
米国から輸入される小麦からは、神経毒性のある数種類の殺虫剤が検出されています。(本来検出してはいけない)
有機リン系殺虫剤のマラソン、スミチオン、レルダン等々
  
この有機リン系殺虫剤は神経伝達を阻害して虫を殺しますが、ヒトも同じ神経伝達物質を持っている為、当然 無関係では済みません。
  
事実 頭痛、めまい、倦怠感、下痢、腹痛、嘔吐、視力減衰などが報告されています。
  
また、免疫毒性もあるので、抵抗力が落ちて病気にかかり易くなったりします。この殺虫剤がまかれていると、3年たってもその小麦についた虫は死んでしまいます。
  
それほど強力。
  
なぜ、このようなことが問題にならないのか?
  
実は 先進国といわれる国で小麦の大部分を輸入に頼っているのは 日本と韓国のみなのです。 
 
どちらも米国に依存度が強い為 文句が言えない(^^;
 
本来 収穫後に農薬を使用する事はNGなはずなのに
検出されると 食品添加物としてOKにしたり 農薬としてOKにしたり 基準自体を引き下げたり・・・
(安全性は 当然人体実験出来ないので マウスでの検証のみ)
  
NGにならないように 上手くやり過ごしていると言うのが正直な所。

 OKが大前提で処理しているのです。
  
元々 戦後 収穫後に撒く農薬に あまり関心が無い頃から使用されていたのですが どんどん輸入量が増え 規制したくても 追いつかない状況に なってしまったと言うのも有るようです。
 
ちなみに 米国内では このような農薬の使い方は禁止。
  
他の国は自給できるから、日本のように船での長距離輸送中の カビや虫の発生など考えなくて良いわけです。
   
この殺虫剤は 後から撒かれている分 濃度が高く 当然 小麦粉になっても移行して来ます。
  
薄力粉、強力粉、天ぷら粉、ケーキミックス、から揚げ粉など、 特にアメリカ産の小麦を主に用いたこれらの粉から頻繁に検出されているのは 紛れもない事実です。
 
そしてまた 残念なことに、それらは学校給食の 食パンにも使用されているのです。
(地方自治体の学校給食会によっては国産小麦粉を積極的に給食に使おうという動きが出てきてます)
  
ちなみにオーストラリアでは かつてすべての小麦に殺虫剤を混入していましたが、この10年で、使用を減らしてきてはいるらしい。
  
もちろん国産小麦であれば、収穫後に殺虫剤を噴霧する必要はありませんが そもそも 全国民の需要を まかなうだけの小麦粉は日本には有りません。
  
そこも問題。
 
また、輸入小麦であっても、カナダ産に関しては残留農薬は これまでほとんど 検出されていないことがわかっています。
 
カナダは冷涼な北回りで運搬し、涼しい北海道に荷揚げしている為に ポストハーベスト農薬を使用しない 若しくは少量で済んでいるのだと思われます。
 
毎日パンを食べる人は 近年増えたので「ポストハーベスト農薬」は大きな問題です。
  
ましてや 学校給食に使用されていると思うと あまり好ましい状況とは思えません。
  
すぐに問題が起きるわけではありませんが 長年の蓄積が 体にどういう影響が出るのかは まだ誰も分かっていません。
 
まとめ
 
輸入食品等には 輸出&輸入する為だけに新たに特殊な農薬が使用されている事実。
そして その基準自体があやふやにされている事実を知って下さい。 
 
私達大人はともかく 子ども達には怪しい物を食べさせたくありません。』

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