6月21日のお話会も大好評でした

2017-06-27 | お客様の声

 6月21日に開催した「和火師・佐々木厳×写真家・砺波周平×店主・保坂のお話会」
5月10日の「線香花火の会」と同じく大好評でした。
私にとって、まさに「傳え手・繋ぎ手」の志事。

 私も初めて拝見する写真がありました。
お二人がなさってきたことが本当に素晴らしい。人間的にも素晴らしい。
敬意を表します。
大げさではなく、日本の宝「人財」だと思います。

 5月の線香花火のイベントでも思ったことですが、
「たかが線香花火、されど線香花火」

どの分野でもそうでしょうが、奥が深い。
完成品だけを見ても絶対にわからないことが山ほどあります。
和火と洋火の違い、そもそも火薬の原料はどういうものか、
ということもご存知ない方が多いと思いますが、
どれほどの労力や手間・時間をかけて、彼の線香花火が創られているか?
線香花火にかける佐々木さんの想い。
今市場に出回っている99%以上の外国製のものとはまったくの別物。
比較の対象にはなりません。

使っている素材の点数は少ないけれども、選択肢は無数にあり、
どういう紙を使うか、原料の配合比率など、
完成に至るパターンは無限と言ってもいいくらいです。

 このような線香花火を創っている職人が日本に山梨にいるのは、
私達の誇り
と言えます。

 参加されたお客様から
「佐々木さんの線香花火の値段は安いくらいですね」
ご意見をいただきましたが、ほんとにそう思います。
お話を聴かれた方は、
線香花火をする前の氣持ちや有難みがまるで違うと思います。

 ひっぱりだこの写真家なので当たり前ですが、砺波さんの写真もとてもいい
皆さんにご覧いただかないともったいないので、お二人のお話会、来年また企画します。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 最後にお寄せいただいたご感想を掲載しておきます。(許可をいただきました)
「保坂様 昨夜は大変有意義な時間でした。
あの一本の線香花火にあれだけの思いと労力と浪漫が込められているとは。
私も、ものづくりにのめり込んでいた時に同じ思いでしたので大変共感しました。
もっと大勢の人に聞いてもらったらとも思いました。
またこのような催しがあれば参加したいです。」


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