例えば煙草。「何日か吸わなくても大丈夫」というのは中毒ではありませんが、「毎日吸わないと、頻繁に吸わないといられない」というのは中毒です。
子ども達が、「毎日ゲーム、ユーチューブ」となっているのは、「好き」「やりたい」のではなく、「依存・中毒」です。
今のデジタル機器は、「いかにして依存させるか、中毒にさせ、長時間使わせるか」ということを徹底的に研究して作られていますから、子どもは簡単に中毒になります。
ある方は、「「好き」と「快楽」は違う」と言われていました。快楽は、本当の「好き」「やりたい」ではない、ということです。「何でも、子どもやりたいように」ということで、スマホやゲームを長時間させるのは、子どもへの悪影響が甚大です。
まだスマホやゲームがなかった時代に、教育の大家(たいか)、森信三先生が
①幼児にはテレビには絶対に近づけない
②子どもは見るとしてもテレビ30分を厳守
③宿題がすむまでは絶対に見ない
④チャンネルは祖父母、父親の選択を第一に
⑤テレビは応接間か祖父母・親の部屋に
週に1日テレビ断食。五箇条を守れるかどうか、子の一生の運命の分かれ道
と、著書「家庭教育の心得21 母親のための人間学」に書かれています。
スマホやゲームが、テレビよりも悪影響が大きいのは言うまでもありません。
難しい話ではありません。
講演会「自然に還ろう」で中野裕司さんが仰ったように
「子どもに中毒になるようなものを与えてはいけない」のです。しかも、スマホ・ゲームは、煙草やアルコールよりも危険である、と。国が規制しないといけませんが、定番の「子どもの健康・命より大企業の利益優先」です。
子どもの時にデジタル、の問題・危機は、たくさんあります。
1つは、スマホ・ゲームをすると、アナログの遊びがつまらなくなる、ということです。デジタル機器は、①刺激が強く、②興奮作用がある、からで、「ドーパミン依存症」と呼ばれているそうです。
2つ目、座っているだけ、指を動かすだけで、とても面白い。楽をして、面白いことを経験してしまうと、体を動かし、汗を流し、ということを面倒くさがるようになります。
3つ目、ゲームという枠の中で遊ばされる。創造性は育ちませんし、最も大切な「体感」ができない。
4つ目、ゲームはフェイクの世界。子どもの頃からフェイクに嵌まってしまう。良いはずがありません。
5つ目、子どもは電磁波の影響を大人の5~10倍受ける。大人と子どもは違う。大人基準で考えてはいけません。
6つ目、デジタルでは、「感性」が育たない。これも、とても大きな問題です。
メガソーラーを見て、理屈抜きで、「有り得ない」「まずいよね」と思うか?
風邪予防のために、「常にマスクをしろ」「毒を体に入れろ」「人と離れろ、集まるな」って、おかしいよね、と思えるか?
子どもに40回も注射をさせる、どう考えてもおかしいよね、と思えるか?
幼児の時からスマホに子守りをさせる、小学校からタブレットは、良くない、まずいよね。
こういう当たり前の感覚が失われています。
感染対策と同じく、「皆がやっているから」という理由で、デジタル機器を与えてしまう。
善悪の判断をせず、できずに、周りに合わせてしまう。日本人が反省し、正す必要がある点です。
メガソーラー、デジタル化、接種、移民受け入れ、消費税増税、全部日本を壊すため、日本人を減らすため、搾取のため、に行われていると氣付けるかどうか?
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※この記事に、中野裕司さんからご意見をいただきましたので、ご紹介します。

