家具展+永宮仁志さん / 本物を次世代へ繋ぐ

2023-10-20 | 展示会

今日20日は朝から体調がいまひとつで、午後からは具合が悪くなり、1日寝ていました。
店に出られず、ご来店いただいたお客様には申し訳ありませんでした。この時間になり、少し回復しました。一晩寝れば、明日からは大丈夫だと思います。

昨日から「第18回伝統の技と現代家具展」が始まっています。18年連続18回目の展示会で初めて、永宮仁志さん(添付1枚目)にお花や緑のものを、当店の竹や陶器の花器に生けていただきました。永宮さんは、音楽家でもありライブもなさっている多彩なアーティストです。

家具だけで展示するのとは全然違いますから、とても有難いです。家具と合わせて、世界に誇る日本の家具職人さん、永宮さんの「作品」にも逢いにいらしてください。来週25日(水)まで無休で開催中です。

講演会でも「世の中、噓と偽物だらけ」という話をしています。偽物が増えるのは単純なことで偽物を買う人が増えたから。本物を次世代に残す、後継者を増やすには本物を買う人を増やすしかありません。私の志事の1つは、次元が違う世界最高のMade in Japan=本物=「足元の宝」の存在を傳え、広めることです。

先日、引越しのお仕事をしている方から話を伺ったのですが、最近は低価格の家具を買う方が多く、引越しの時に運べない!というのです。「どういうことですか?」と聞いたら、作りがチャチなので、運ぶ時に歪んでしまい直せないとのこと。なので、運ぶ前に「運んだら歪んで直せなくなりますが、それでもいいですか?」と聞くそうです。儲かりさえすればいい、こんなひどい物造りは昔はなかったと思います。それでも大量のテレビコマーシャルにより、そういう物が主流になっています。使い捨て、「安物買いの銭失い」です。

ベニヤや合板の家具は、健康・安全面でも不安があります。銭失いで済めばまだましですが、「安物買いの命失い」になっては命取りです。

講演会でもう一つ、お話しているのは、健康のために衣食住の「食」だけ氣をつけていて、「衣」と「住」がノーマークで病氣になる方が多い、ということです。特別な理由もなく、常時不織布をマスクをするのはその典型ですが、食も安物は危険なものが多いのと同じく、衣と住も安物は危険なものが多いです。

私がお勧めする家具は代々モノで、孫の代まで使えるエコで買い替え費用やランニングコスト・電氣代がかからない経済的、健康的、軽くて、温かくて、痛くない、革命的な家具です。

「買物は選挙よりも大事な毎日できる投票」
本物を創ってくださる職人さんを応援し、日本の物造りを守り、元氣にしていきましょう。

 





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