28日のイベント、有難うございました

2017-05-31 | その他(2021年6月19日以前)

 28日の「日本のインテリアを考える」にご参加いただいた皆様、主催のAvenue Interior Design 様、お手伝いいただいた皆様、パネリストの澤山さん、上野さん、本当に有難うございました。

 
澤山さん、上野さんというすごいお二人が素晴らしい発表やお話をしてくださり、進行役の中島さんのお力もあって、無事終えることができました。唯一無二のパネルディスカッションになったのではないかと思います。
最後は、参加者の方から素晴らしいご意見をいただき、皆さんから自然に拍手が起きました。

 
最初から完璧にする必要はありません。色々とお話をさせていただいた私も完璧ではありませんし、できるところから実践すること、一歩踏み出すことが大切だと思います。

 
何ヶ月かかけて打ち合わせなど準備をしてきたわけですが、その間も昨日も、私自身たくさんの学びをいただきました。素晴らしい機会に恵まれたこと、関わってくださったすべての皆様に感謝です。

 
懇親会の時に「保坂さんはほんとに傳統工芸の傳道士ですね」というお言葉をいただいたり、多くの方が「今度、お店に行きます」と言ってくださり、とても嬉しかったです。
「生きてて良かった、続けてきて良かった」という感じです。

 そうは言いましても、まだまだ勉強不足なのはよくわかっていますので、学び続けていきます。


「線香花火の会」を開催しました

2017-05-11 | 店のこと

 昨夜、和火師・佐々木さんによる「線香花火の会」を開催しました。
主催しておいて自分で言うのもなんですが、本当に素晴らしい機会でした。それは、佐々木さんと私達の先人が素晴らしいからです。どれだけ素晴らしいかは、参加なさらないとわからないでしょう。
私もそのお人柄や「志」に惚れ込んで、4年前から応援をさせていただいています。

 「傳統の価値」というのを今の日本人はほとんど知らない状態です。

それは、先人の知恵と工夫、これが最高だ、というところに辿り着くまでに、氣が遠くなるような試行錯誤を繰り返しているということです。現代人は、その恩恵をタダで受けていますが、それに氣付いていない人が多いのです。

 佐々木さんは、師匠がおらず、ゼロから線香花火作りを始めましたので、まさに先人がやってきたような膨大な試行錯誤をして、今の線香花火「結」ができたのです。その試行錯誤や苦労というのは、一般人には通常見せませんし、見ることもできないわけです。しかし、昨夜はその一端を特別に見せていただきました。

応援し始めて4年になりますが、私も「そこまで試行錯誤をしていたの!」ということを初めて知りました。
それを知れば、間違っても「高い」などという言葉は出てこないはずなのです。

 たかが線香花火、されど線香花火。

その奥の深さ、お話を聞かない限り、知る由もないでしょう。

 そして、制作体験も初めてさせていただき、線香花火作りやそれを職業としていくことがいかに難しい志事か、ということも実感しました。敢えて、その道を選んだ佐々木さん、それを受け入れた奥様に拍手です。

 何よりご参加いただいた皆さんがとても喜び楽しんでくださったことが嬉しかったです。これは、また企画しないといけないな、と思いました。
 佐々木さんの線香花火「結」、ぜひ皆さんもやってみてください。

子ども達にも、本物の線香花火を体験させて、見せてあげてください。
ぜひ、まとまった数での引出物・記念品などにもお使いになってみてください。
まあ、もう市販の99%を占める中国製とは何もかもが違いますから。

 間違いなく言えることは、佐々木さんは「山梨の宝」である、ということです。将来は「魔法の箒」と同じように、佐々木さんの花火は日本中から注文が殺到するだろうと予想しています。

「佐々木厳・線香花火展」は、5月10~12日と6月21~24日、7月5~8日に開催です。

期間中にいらっしゃれない方は、お取置きもできますので、ご連絡ください。

 写真の右端が1,500円+税で、右から2番目の桐箱入りが3,500円+税です。桐箱入りは、左の2つの青か赤の包装をしたものをお渡ししますので、ご希望の色を仰ってください。


35周年。感謝です。

2017-05-01 | 店のこと

 本日5月1日で当店は35周年となります。
長きに亘り、皆様にお世話になり、本当にありがとうございます。
感謝・感謝です。

 昨年、34年間店を支え続けた元店長の保坂英美子が急逝し、現在はある意味非常事態で、休業日がとても多くなり、営業時間も短縮したりと、ご迷惑をおかけしていますが、なんとか営業を続けられているのは皆様のおかげです。

 試行錯誤を続けて、ここまでやってきましたが、50周年までいけるように、これからも一歩一歩進んでいくつもりですので、よろしくお願いいたします。


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