国の方針に従い続ければ、社会は不可逆的な損傷を受ける

2020-05-17 | その他(2021年6月19日以前)

 田頭秀悟医師の記事をご紹介します。
「社会が取り返しのつかない不可逆的な状態に至ってしまう前に、悔いのないように私のできることを最大限やっておこうという気持ちで今回の記事を書きます」
→私も同じ想いで書き続けています。

「新型コロナウイルス感染症はただのかぜウイルスの一種である可能性が高く、無症状でも感染させうるというのは今にはじまった話ではない。ただし、不安や恐怖をあおられ続けると重症化するリスクが高まるという特徴がある」
→これが中央メディアが恐怖を煽る理由でしょう。

「基礎疾患、すなわち持病というのは、特定の身体のシステムが過剰駆動している結果に他ならないのです。
例えば高血圧であれば血圧を上げるというシステムの過剰駆動ですし、糖尿病であれば血糖値を上げるというシステムの過剰駆動です。脂質異常症はコレステロール産生システムの過剰駆動ですし、アレルギーは異物除去反応システムの過剰駆動です。うつ病は身体活性化システムの過剰駆動からの消耗疲弊ですし、認知症は記憶を中心とした高次脳機能システムの過剰駆動からの消耗疲弊です。がんは糖代謝システムの過剰駆動ですし、神経変性疾患は神経活動システムの過剰駆動からの消耗疲弊です。
 どんな基礎疾患も何らかの身体のシステムを過剰に駆動させ続けている結果、ずっと抱え込んでしまっている持病となっているのです。そんな何らかのシステムが過剰に駆動され続けている状況で、さらにウイルスによって自己システムの過剰駆動が引き起こされた結果、サイトカインストームのような人を死に至らしめるほどの最上級の過剰駆動が起こってしまうのだと考えれば、高齢者や基礎疾患持ちで重症化し、新生児や乳幼児で重症化しないことはつじつまが合うのではないでしょうか。」
 
さすが専門家、という内容でとても勉強になります。
「今回のブログ記事の趣旨は「皆さん、もう自粛はやめにしませんか」という提言です。
ただその決断をするのに、社会における様々な不安/恐怖情報が邪魔をしていると思います。
これまでにわかっている確かな事実を集約することによって、「構造を理解した人間は自粛しない方がよい」という結論に私は至りました。
逆に言えば、「構造を知らない人間は自粛を続けた方がよい」ということでもあるので、むやみやたらにすべての人へ「自粛解除」を求める趣旨の発言ではありません。
なので今回はその構造について知ってもらい、「自粛はやめたいけど怖くてできない」と決断を悩んでいる人の助けになれるよう私の見解をすべてお伝えしたいと思います。」

「自粛要請を延々と続けるとどうなるかと言えば、多くの皆さんも直面しておられるように経済活動はもちろん、教育・育児・医療・福祉・娯楽・芸術・その他様々な社会活動が制限され、飢餓、貧困、犯罪などが増えて行き、遅かれ早かれそれによる死亡者が現れてきてしまうことは想像にかたくないでしょう。
そのような社会的な死亡者が増えてくれば、専門家会議も責任を問われる事態に陥る、すなわち「失敗」だと判断される公算が生まれてきてしまうため、流石にそれ以上の自粛要請を取りやめて、現状で妥協し経済活動を再開するという選択肢をようやく考え始めることでしょう。しかしそのように死亡者が生まれた時点ですでに社会は不可逆的な損傷を受けてしまっている状態にあるので、元の状態に戻すことは不可能です。少なくとも死んでしまった人の命は元には戻りません。
 だからこのまま「仕方がないから国の方針に従うしかない」という選択を行い続けていれば、社会は間違いなく不可逆的な損傷を受けるところまで進んでしまうということです。」

「今までの国の失策であれば見過ごしても私達の実生活にそこまで大きな影響はなかったかもしれませんが、今回は最大級の失策が繰り広げられています。これさえも見過ごしてしまったら、私達は取り返しのつかない事態に陥ってしまいます。国の代表を辞任させようと悠長に構えている時間もありません。
だからこそ私が提案したいのは「自粛をやめよう」なのです。これならば今この瞬間から私達が決断できるからです。」

「新型コロナウイルス感染症はただのかぜウイルスの一種である可能性が高く、無症状でも感染させうるというのは今にはじまった話ではない。ただし、不安や恐怖をあおられ続けると重症化するリスクが高まるという特徴がある、ということになると思います。」

 この動画も自作自演を説明しています。
 
「新型コロナが他の病気よりも大きく危険という考えこそが、まだ証明されていない」

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